ミシッミシッときしむ異音が聞こえてきました。 平坦な道を走っているときは異音がしないので、 「うーん、気のせいかな?」 と思って数日やり過ごしていたのですが、踏み込む時にやっぱり異音がするので、BB30特有の異音が発生したのかなぁと悟りました。 購入して1か月後くらいに異音がしたので購入したショップに持ち込んで対応してもらったのですが、それから約半年で異音が再発してしまいました。再びショップで対応してもらおうと思ったのですが、最近私が引っ越したのでショップまで持っていくのは不可能。ほかのショップで有料で対応してもらうしかないかなぁ、と思ってたのですが、今後のまた発生することを考えると、自分でメンテナンスした方が良いなぁと思って、ネットで調べてみました。
BB30の異音の原因
BB30の異音の原因は簡単なつけ方にした構造によるもので、誰にでも何度でも起こるようです。グリスアップをすれば改善されるのですが、グリスが切れるとまた異音が出てしまいます。つまり、BB30を使う以上、永遠に付き合わなければならないようです。BB30のメンテナンス方法
それではBB30のメンテナンス方法を紹介します。左クランクを外す
六角レンチを使って、クランクアームを取り外します。![左クランク](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4806.jpg)
![左クランク](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4807.jpg)
![左クランク](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4808.jpg)
![ベアリングカバー](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4815.jpg)
右クランクを外す
左クランクをはずしたら、クランク軸をハンマーを使って外します。この時、ヘッド部分がゴム製のハンマーを使うと部品を傷めずに外せます。ゴム製ハンマーは100均でも売ってるもので十分です。![BB30 ゴムハンマー](http://pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4811-e1452500509241.jpg)
![BB30 ゴムハンマー](http://pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4812-e1452500495576.jpg)
![クランク軸&右クランク](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4816.jpg)
左右ベアリングを取り出す
クランク軸と右クランクを外すと、中が空洞なのがわかります。この端についている緑色の部品(ベアリング)を外します。 外さずにこの表面部分を綺麗にしてグリスを塗りなおせばOKかもしれませんが、私は気になるのでベアリングも外します。本来ならばPARKTOOL(パークツール) BBベアリングツールセット BBT-30.3を使うのですが、これだけのために買うのは高すぎます。 [amazonjs asin=”B005JASD1Y” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”PARKTOOL(パークツール) BBベアリングツールセット BBT-30.3″] なので、今回はFSA BB30 Bearing Removal Tool BB-30で代用しました。![ベアリングリムーバーツール](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4803.jpg)
![ベアリング](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4820.jpg)
BB内部の洗浄
BBの中を見ると結構汚れているのがわかります。![BB30](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4824.jpg)
![BB30 CAAD10](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4822.jpg)
ベアリング内の洗浄
BBから取り外したベアリングの表面についているシール(下記画像の緑色)をピンセットやカッターで外すと中からボールが見えてきます。※このシールに傷がつかないように気をつけて外してください。![ベアリング](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4826.jpg)
![ベアリング内部](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4827.jpg)
ベアリングの取り付け
ここからが最大の難関です。ベアリングはBBと平行にきちんと圧入しなければなりません。PARKTOOL(パークツール) BBベアリングツールセット BBT-30.3で圧入すればよいのですが、高額なのでホームセンターで部品を購入してきました。![BB圧入自作](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4805.jpg)
![BB圧入ベアリング](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4828.jpg)
![BB圧入 自作](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4831.jpg)
![BB30ベアリング圧入自作](http://pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4830-e1452504417269.jpg)
![BB圧入 自作 完了](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_400,h_300/https://www.pep4.net/wp-content/uploads/2016/01/IMG_4832.jpg)
コメント
こんにちは。
過去の記事にコメも何ですが、自動車のドライブシャフト鳴き止グリスを添加すると改善できるかもです。
ただし、組み合わせるグリスがドライブシャフト用(若干緩い)になる可能性とシールが確りしてるのが前提になります。
Lさん、
コメントありがとうございます。
BB30で悩んでいる人も多いので、参考になります!