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マーケティング 書評

新入社員や企画初心者におすすめしたい本・企画書&資料作成編

企画の考え方

企画のつくり方 (日経文庫)

Hackで有名な著者の企画を作るための本です。これ1冊にアイディア、コンセプトから企画を作っていく実践的な手法が紹介されているので1度はじっくり読んでおくと他の本を読むときにも読みやすいでしょう。 [amazonjs asin=”453211330X” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”企画のつくり方 (日経文庫)”]

発想法の使い方 (日経文庫)

「考具」で有名な著者の新しい1冊です。企画というよりも、その前のアイデアを出すために必要な手法をたくさん紹介しています。企画をいきなり考える前にこちらを読んでおいて日ごろからアイデアを考える癖をつけておくと良いでしょう。 [amazonjs asin=”4532113326″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”発想法の使い方 (日経文庫)”]

企画力 (PHP文庫)

企画=アイデアと楽観的な考え方を持っている人や企画をこれから考える人にぜひ読んでもらいたい1冊です。「実行されない企画はただのゴミ」の言葉に集約されるように、実行されるためにどう考えて、どう行動するか、あなたの意識を変えてくれるでしょう。 [amazonjs asin=”456967321X” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”企画力 (PHP文庫)”]

プロフェッショナルアイディア。欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法。

先日亡くなりましたが、博報堂で有名なクリエイティブディレクターである小沢正光氏。アイデア系の書籍を何冊も出していますが、その中でもアイデアを生み出すための方法論をまとめたこの本を読むことをおすすめします。分厚いのと小沢氏の数々の伝説を知ると読むのも大変ですが、数多くの実績を残した著者なので、実践する価値ありです。 [amazonjs asin=”B00D68FKCQ” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”プロフェッショナルアイディア。 欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法。”]

資料の作り方

パワポで極める 1枚企画書

A3のPowerPoint1枚に収めるためにどのようにストーリーを組み立てるか、そのパターンをまとめた本です。構成パターンを活用できるので1冊手元にあるとどれにしようか悩んだときに使えます。 [amazonjs asin=”4756147534″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”パワポで極める 1枚企画書 PowerPoint 2002,2003対応 (ビジネス極意シリーズ)”]

プロフェッショナル企画書

元博報堂のトッププランナーがまとめた企画書の考え方から作成までが1冊にまとめられています。なかでも後半のサンプルがおすすめです。 [amazonjs asin=”482074500X” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”プロフェッショナル企画書”]

外資系コンサルが実践する 資料作成の基本

PowerPointやExcelなどを使ってはいるものの、いまいちかっこいい、説得力のある資料が作れないという人にお勧めの1冊です。HowTo的な要素が多いので、ひととおり目を通して手元に置いておき、いざ資料を作成するときのHint&Tips集な役割として使うと良いでしょう。 [amazonjs asin=”4820748998″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”外資系コンサルが実践する 資料作成の基本 パワーポイント、ワード、エクセルを使い分けて「伝える」→「動かす」王道70″]

社内プレゼンの資料作成術

これは外資系コンサルが実践する 資料作成の基本 以上にさらっと読めるので、しっかり読んで資料作成のときの基本として頭の中に叩き込んでおくべき1冊です。2時間程度で読めてしまうのと、基本中の基本が書かれているので、これを読んだらすぐにPowerPointで自分オリジナルのテンプレートを作っておくことをおすすめします。 [amazonjs asin=”4478061521″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”社内プレゼンの資料作成術”]

番外編

ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた 外資系投資銀行のエクセル仕事術

資料作成ではありませんが、資料作成の前にはデータの集計などExcelを使う場面が多々あると思います。Excelが苦手、という人は数字が苦手なタイプとExcelの使い方をマスターしきれていないタイプがいます。その両方の人にとっておすすめな1冊です。効率的にExcelを使うためのノウハウが蓄積されているので、数字が苦手な人でも苦なく読めるでしょう。 [amazonjs asin=”447803902X” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた 外資系投資銀行のエクセル仕事術---数字力が一気に高まる基本スキル”] ]]>

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Webマーケティング マーケティング 書評

マーケティングを一から学び直す人におすすめしたい本

マーケティングの目的 マーケティングと一言で言っても、マスマーケティングやダイレクトマーケティング、最近ではWebマーケティングや共感マーケティングなどいろいろあります。

マーケティング(英: marketing)とは、企業や非営利組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」の全てを表す概念である。 (引用:wikipedia)
wikipediaに書かれているように、マーケティングの目的は商品やサービスを顧客に十分に知ってもらう事であり、それを実現するために様々な手法(=戦術)が存在します。マーケティングを始めたばかりの人や、知ったかぶる人は手法(戦術)ばかり考えてしまい、目的(戦略)を見落としてしまう事がよくあります。経験上、この手の人を説得するのがかなり面倒なんですけどね…

マーケティングの基礎はコトラー

マーケティング関連の本は戦略から戦術まで膨大な数の本が出版されています。それでも避けて通れないのがコトラーでしょう。いずれか1冊は読んでおくべきで、コトラーからこの2冊をおすすめします。

コトラーのマーケティング・コンセプト

コトラーのオリジナルは1000ページ以上の分厚い本なので読むだけで一苦労ですが、本書はマーケティングで最も重要と考える80のコンセプトを選び出し、コンパクトに解説しています。企業の管理者を対象としているので、マーケティングの知識がなくても理解できるほど簡潔にまとまっています。具体的な事例や著者自身が経験したエピソードも織り込まれているので、コトラーのエッセンスが凝縮された本といえます。 [amazonjs asin=”4492554769″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”コトラーのマーケティング・コンセプト”]

コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則

Web1.0→2.0→3.0と移行していくのと同様に、マーケティングもモノを売り込むだけの「製品中心」の「1.0」から、顧客満足をめざす「消費者志向」の「2.0」へ移り変わってきました。そして今、SNSといった手法の変化や発展途上国やクリーンエネルギーなど新分野でどのようにマーケティングを行うべきかを説明しています。 [amazonjs asin=”4023308390″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則”]

マーケティングでよく言われること

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

マーケティング法則とその解説をシンプルにまとめた本です。事例集のようなものなので、どのように実行に移すべきかといった部分の記載はあまりないが、マーケティングのベースとして知っておくべきことばかりです。 [amazonjs asin=”4884970233″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則”]

ドリルを売るには穴を売れ

マーケティングの本質をわかりやすく小説風に書いた本です。3時間もあれば読めてしまいますが、マーケティングの本質を書いているので、これを自分の机の上に置き、定期的に読み直すことで本質を見失わずに済みます。 [amazonjs asin=”4413036239″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ドリルを売るには穴を売れ”]

エスキモーに氷を売る―魅力のない商品を、いかにセールスするか

著者はNBAで当時観客動員数最下位だったニュージャージー・ネッツを27球団中チケット収入伸び率1位にまで導いた人で、その成功までに彼が行ったマーケティング手法を物語風に紹介しています。当然と思われるような事もありますが、あなたが今後マーケティングを行っていく中で見落としていることもここにはあるかもしれません。さらりと読めるので、コトラーなどよりも先に本書を読むとマーケティングへの抵抗が減るかもしれません。 [amazonjs asin=”4877710582″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”エスキモーに氷を売る―魅力のない商品を、いかにセールスするか”]

こちらもおすすめ

これらの本を読めばマーケティングの基礎はだいたいカバーできると思います。あとは備忘録として体系だった本があると仕事がしやすいです。そんな時にお勧めしたいのが、「図解 実戦マーケティング戦略」です。

図解 実戦マーケティング戦略

ゼロからマーケティングを行う際にやらなければならないことを体系立ててまとめています。なので、手元に置いておき、自分が立ち止まっているページから読み始めれば解決策を見つけやすいでしょう。化粧品会社の事例もあるので、とても参考になります。 [amazonjs asin=”4820716506″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”図解 実戦マーケティング戦略”] ここまで読んだら、あとはさっそく読み始めましょう!!
1.01と0.99はたった0.02しか違わない。だがその違いを積み重ねていくと結果的に歴然とした差が出てくると言う教えのようだ。果たしてどのような結果になるのだろうか。 1.01の365乗=37.8 0.99の365乗= 0.03
毎日の積み重ねが大切です。 ]]>

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マーケティング

利益を上げるには生産・開発・管理は自社で行うべき

生産は別会社に発注して任せているという事はありませんか? 利益をコントロールするにはコストを下げる事も必要ですので、外注に任せっきりなのは絶対にやめましょう。 コントロールするためには自社で生産すれば良いのですが、日本では人件費や場所代などが高くついてしまうため、かえってコストが高くなってしまうという事もよくあります。 それを避けるために海外の工場に発注する企業も多いです。しかし、ここで大きな問題が品質や納期、企画と異なるものが出来上がるなどトラブルが多々発生します。 そのため、生産自体は海外で良いですが生産管理や品質管理は自社で行いましょう。商品を販売し続ける限り、生産管理や品質管理は欠かせません。とても難しい業務で商品の出来に大きく左右されるので、ここは自社で行いましょう。 ここを外注するという考えもあるかもしれませんが、ノウハウや経験が溜まりませんし、何かあった時の責任問題など影響はとても大きいです。 ユニクロで有名なファーストリテイリング社は工場は中国などのアジアですが、匠チームという高い技術力をもった服づくりのプロである匠たちが、ユニクロの中国の事務所に常駐させて品質向上や生産管理に努めており、安くて良い商品を作り上げています。 ・生産管理とは ・品質管理とは [amazonjs asin=”4820718991″ locale=”JP” title=”マンガでやさしくわかる生産管理”]]]>

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マーケティング

あなたの商品は競合との違いを説明できますか?

差別化できないと価格勝負に巻き込まれる 他社には全くない新しい商品があればベストですが、なかなかそういうわけにはいかないでしょう。仮に作れたとしても特許を取らない限り類似商品は後から出てきてしまいます。 ですので、真似されても真似できない、もしくは真似されても世間にはうちの商品とイメージしてもらう事が重要です。 真似されない商品を企画するのは難しい事ですが、それができないといずれ価格競争に巻き込まれてしまいます。価格競争だけならまだ良いですが、他社の商品が売れているからと言って後追いして真似すると米コンバース、31社を提訴=靴の意匠権侵害」(時事ドットコム)のように裁判沙汰になったり、大きな損害を受ける事もあります。 短期的には差別化しなくても利益は出せますが真似する競合も多々出てきます。中長期にわたってECを続けていくには、他社と差別化していく事は必須です。

差別化商品を企画するポイント

・業界の最新情報を収集し、データ化しているか? ・競合情報を収集しているか? ・モニターやアンケートを実施しているか? ・社内で企画を吟味しているか? ・すぐに改善できる体制をとっているか? [amazonjs asin=”4907554060″ locale=”JP” title=”マッキンゼー 成熟期の差別化戦略 2014年新装版 (大前研一books>Kenichi Ohmae business strategist series(NextPublishing))”] [amazonjs asin=”4800720052″ locale=”JP” title=”グロースハック 予算ゼロでビジネスを急成長させるエンジン”]]]>

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マーケティング

ECで利益を上げられない5つの理由(仮)

ネット通販完全ガイドネット通販完全ガイド

ECで利益が上がらない人へ

Webコンサルに騙されていませんか?

あなたがこのページへ訪れた理由はこの4つのいずれかに当てはまりませんか?
  • これからECを始める
  • ECを始めたけど売れていない
  • ECを始めたけど利益を増やせない
  • ECを続けているけど売り上げが右肩上がりに伸びていかない
私はこれまでネット通販会社だけでなく、Webコンサルティング、ダイレクトマーケティング、Webアクセス解析ベンダー、システムコンサルティングといった会社で働き、事業会社と代理店(エージェント)の両方の立場を経験してきました。 代理店ではECサイトやWebサイトの運営、広告出稿&管理などを行いWeb周りの事はだいたい理解していましたが、事業会社で実際に販売する側を経験して、代理店では知りえなかった商品企画や販売計画といった事を経験しました。 最近では「Webコンサルティング」と名乗る会社も増えてきましたが、実際はリスティング広告やSEO対策、アクセス解析と言った広告やWebサイトの運用が主で、「商品を売って利益を増やす」というECサイトの本来の目的を見ていない会社がほとんどです。 もちろんきちんとコンサルティングを行っている企業もありますが、そういった会社に依頼すればコンサルティング費用やサイト運用、広告費などで毎月数百万円が飛んでしまいます。 自社サイトよりも楽天やYahoo!での売上の方が多い店舗規模では、そこまでお金をかける余裕も無いと思います。 (※楽天へ出店しても1回広告を出港するだけで数十万円~はかかってしまうので要注意です) すでにはあなたはSEO対策、リスティング広告、アフィリエイト、アクセス解析、楽天出店など、ECで利益をあげるために、すでにいろいろ取り組んできたかもしれません。もちろんそれらは重要ですが、すべてをつなげて考えないと成功しませんし、それを教えるサイトはあまり多くありません。 ここでは、あなたが利益を上げるために必要なことを紹介したいと思います。

「利益」にこだわる理由

なぜ「利益」にこだわるのか? これは事業会社時代の経験です。 代理店時代ではクライアントの売り上げが自分たちの売り上げに繋がると思ってひたすら売上拡大の施策を打っていきました。そのため広告費やアフィリエイト手数料、楽天などの出店手数料などの支出も多く出てしまい、結果として利益はそれほど残りませんでした。 その一方で、事業会社時代にはある商品は売上は多くなかったのですが、その分出費も必要なかったので利益が出たケースもありました。 下記表のように売上が多くても結果として利益が出なければ会社として続けていくのが難しくなります。また、売上を増やすためには支出だけでなく、業務量や倉庫代、管理費といった費用もかさんでいくため、売上よりも利益に注目する必要があるのです。
売上支出粗利
ケース11000万円990万円10万円
ケース2100万円50万円50万円
当然かと思われるかもしれませんが、ECサイトを運営していくとこのスタンスがぶれてしまいがちです。特に楽天やYahooなどへ出店すると「広告出して売上上げましょう!」と営業がバンバンきます。 しかし、これは代理店や楽天側が広告収入を期待しているだけであって、あなたの利益が保証されているわけではありません。むしろ経験上、マイナスになる事の方が多いです。

売上重視による負の連鎖

売上が上がらない ↓ 広告などを増やして支出が増える ↓ 売上が上がっても利益が減る ↓ 商品を値下げして売上を増やす ↓ さらに利益が減る ↓ お金がなくなる ↓ 新しい商品を作れない ↓ 倒産 といったように負の連鎖に陥ってしまいます。特にECでは小規模の会社が多いので、ちょっとした失敗が会社を大きく揺るがします。そのためにも「利益」を注目していくべきなのです。

利益が上がらないの5つの理由

利益を上げるためには5つの柱、「商品」、「価格」、「売り場」、「販促」、「顧客」が重要です。その理由とポイントを1つずつ紹介したいと思います。

利益を上げられる商品

利益に一番影響があるのが商品になります。極端な話、世界中のだれもが作れない商品を作れれば、高くてもお客様は買ってくれます。 もちろん、その商品が本当に需要があるか、お客様へ認知されているかは別としてですが... 逆に、どんなに良くて人気のある商品でも、誰でも作れる商品であれば価格安い商品が買われていきます。当たり前のことですが、インターネットで商品を販売していくことは実店舗で販売していく以上に競争が激しいので、商品自体の優位性が利益に大きく影響します。 「商品」で利益を上げるためのポイントは「商品力」と「生産(開発)・管理」の2つです。

商品力

あなたの商品は競合との違いを説明できますか?

生産(開発)・管理

利益を上げるには生産・開発・管理は自社で行うべき

利益を上げられる価格

・原価 ・販売費と一般管理費 ・かけられる広告費と値引き額の考え方

利益を上げられる売り場

・あなたの競合はたくさんありますか? ・あなたの商品を買うお客様はどんな人ですか?  ・自社サイト?  ・モール? ・サイト構成 ・サイト分析  ・サイト内分析  ・ページ分析(ヒートマップ)  ・流入元分析  ・競合調査(similarweb)

利益を上げられる販促

・KPIの立て方 ・かけられる広告費、値引き、販促費用は? ・どこの広告を使うのか? ・広告以外の集客方法  ・SEO  ・SNS

利益を上げられる顧客対応

・お客様の購入頻度は?LTV ・顧客満足度を上げる ・OnetoOneができなくてもセグメント化で対応]]>

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マーケティング 書評

新入社員やマーケティング入門者におすすめしたい本・問題解決編

新入社員やマーケティング入門者におすすめしたい本・その1」というテーマで、読書の方法と考え方を柔軟にする本を紹介しました。 2回目の今回は、問題解決をテーマに紹介したいと思います。

問題解決力は早く身につけるべき

「『データを主語にするな』と、Web広告に新しく携わる方々に伝えたい。」というブログに書かれていたことが、私が考えている事と全く同じでした。(無断引用なのでもし苦情等あれば削除します)
業界の用語に慣れてくると、どうしても、 「CTRが下がったので流入が減っており、スコアが悪化してCPCも上がったので、コンバージョン件数が減ってCPAも悪化してます!」 みたいな会話になりがちで、確かに聞いてる側も分かった気になって(それ以上の考察がなくても)報告としてまかり通ってしまうことが実はあるのだが、「なぜCTRが下がったのか」ってところに人の心理や行動が隠れていて、マーケッターとしての仕事の本質はここにあるはずなのだ。 (中略) 自分は(代理店ではなく)企業側のマーケッターとしてはまだまだ新米だが、周囲の優秀なマーケッターの話を伺っていると結局何をするにも「仮説検証力」っていうものが必要で、それはデータだけでは完結しない。 データは、あくまで「仮説を導き出すための道しるべ」であって、だけれども逆に「仮説を検証するための手段」にもなり得る。しかしいくらビッグデータの時代だと言っても、あくまでデータは世界の一部である。
会社を変える分析の力 (講談社現代新書)で有名な大阪ガスの河本薫さんや、これからデータ分析を始めたい人のための本の著者であり、元米国政府の職員として、ブルームバーグ政権下の同市で統計ディレクターなどを歴任したアクセンチュアの工藤卓哉さんらもこういったことを語っています。 Webマーケティングやデータサイエンティストといったワードが流行っていますが、重要な部分は仮説を導き、検証する事なのだと思います。

世界一やさしい問題解決の授業

  • 問題解決の順序
  • 目標達成の考え方
  • 解決するための方法
[amazonjs asin=”4478000492″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく”] 前述の仮説、仮説検証力を養うために必要な、原因の洗い出し、仮説の立て方、検証方法の手順に始まり、解決策の検討方法や目標達成の考え方、さらにはこれらを実践するために必要なツールを紹介しています。 薄い本ですし読みやすい本ですが、アウトプットがきちんとできるようになるまで何回も繰り返し復習する参考書としての役割があります。

ビジネスマンのための「発見力」養成講座

  • 見落とさない
  • 仮説・検証のパターンを理解
  • お金の見方を養う
[amazonjs asin=”4887595824″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ビジネスマンのための「発見力」養成講座 (ディスカヴァー携書)”] 仮説・検証についてというよりも、ふだん多くのことを見落としていることを自覚させてくれます。気づかせたり、見えていないものを意識するポイントなどが他の本ではあまり見かけないので、この本で学ぶ事をお勧めします。

現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート

  • 論理的に推論
  • 推論のパターンを身につける
  • 予測の精度を上げる
[amazonjs asin=”4492556540″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!”] 新入社員でフェルミ推定を知っている人はほとんどいないでしょう。ですが、フェルミ推定はぜんぜん難しいことではありません。 フェルミ推定を身につければ、大きな問題に対しても検討がつけやすくなりますし、問題解決のプロセスを数字面でシミュレーションして解決可能か否かの判断ができるようになります。 問題解決力はすべての社会人に必要かもしれませんが、マーケティングに関わる人は知っておくべき大事な要素だと思ってもらえると幸いです。 ]]>

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マーケティング 書評

新入社員やマーケティング入門者におすすめしたい本・考え方

本の読み方と読む必要性を理解しないと成長スピードは遅い まずは、本を読む事を学ぶことから始めました。

レバレッジ・リーディングから学んだ事

  • 本の16%理解できれば十分
  • 本は自分への投資
  • 重要なのは多読
  • 必要なところだけ読み、最後まで読む必要はない
[amazonjs asin=”4492042695″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”レバレッジ・リーディング”] 昨年新設した際に別の部署から移ってきた社員は数字にもそこそこ強く、論理的理解度も高かったのですが、学習意欲がありませんでした。本を読むよう指示してもなかなか読まず、レポートも3か月以上かかってようやく提出するほどでした。 本人にその理由を聞いたところ、「本は読む習慣がない」「レポートの書き方が分からない」という事でした。 これは完全に盲点でした。 しかし、私自身も思い返せば20代前半は読書はほとんどしませんでした。読書をするきっかけは別のところにありますが、本の読み方や考え方はこの本がとても役に立ちました。 レバレッジ・リーディングを読んだことで読書のスピードやポイントを押さえられるようになりましたし、多読と熟読の使い分けも意識できるようになりました。

考え方を学ぶ

読書ができるようになったら、ようやくスタートラインです。 マーケティングなので統計学などを学んでもらいところですが、まずは柔軟な思考を持つことが大事かと思いこの2冊をおすすめします。

ヒット率99%の超理論

  • 主観を捨てる
  • 大衆にある共通の意識を捉える
  • 世間の潜在的な欲求を探す
[amazonjs asin=”4569644821″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ヒット率99%の超理論”] 数字が得意だったり、パソコンがそれなりにできる人は他の新入社員よりも有利なことが多いです。そのためか、「自分はできる」「自分の考えは正しい」と勘違いしてしまうこともあります。 その自信は時には必要ですが、物事を別の視点から見ることはマーケティングではとても重要ではないでしょうか。 それを考えてもらうには難しいことよりも、簡単に楽しみながら考えてもらうのが効果的かと思うので、読みやすくて本の中でクイズがある点で「ヒット率99%の超理論」を選びました。

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

  • アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ
  • アイデアには考え方が必要
  • 日常から考える癖をつける
[amazonjs asin=”4484032058″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”考具 ―考えるための道具、持っていますか?”] 「考具」はアイデアに対する考え方をしっかり持ってほしいという意味で読んでもらいたいです。 「アイデアは空から降ってくる」と言う方もいます。実際そういう時もあるかもしれませんが、降ってくるまでに準備が必要です。 この本を読んでおけば降ってくる確率が高くなるのでおすすめします。 次回は、考え方を学べる本を紹介したいと思います。 ]]>

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マーケティング 書評

目標を達成するのに必要なたった4つのポイント~戦略参謀~【書評】

会社の業績が以前は良かったのに上がらない理由は何でしょう? 細かいところを挙げたらきりがありませんが、

  • 競合他社の増加
  • 顧客のニーズの変化
  • 社内の変化
など大きなところはこれらではありませんか? そこでなんとか改善しようと試みても、押し付けられた高い売上&利益計画や経費の締めつけなどで目先の成果を達成するのに必死で、中長期の施策が打てない、となっていませんか? 戦略参謀―――経営プロフェッショナルの教科書では、以前は業績が良かったもののその後長期低迷に陥った企業で、半ば干されかけた若手社員が新たに加わった中途社員と外部コンサルタントの力で、前述の問題を改善させて会社をV字回復させるという話です。

目標を達成するのに必要な4つのポイント

この本ではケーススタディのように仕事を進めていく上で専門的なことをわかりやすく書かれていますが、簡単にまとめると目標を達成するにはこの4つが必要ということでした。
  • 正しい方向を見つける
  • 間違った方向に進んだ場合に修正する
  • 継続させる
  • 行く手を阻むモノを乗り越える

売上改善のために必要なポイント

戦略参謀―――経営プロフェッショナルの教科書では業績改善がテーマですので、それに最低限必要なポイントをあげてみました。

長期低迷の脱却

  • レッドオーシャンで勝ち抜く強みを出す
  • 今の強みを生かして新市場へ挑戦
  • 謙虚で真摯な姿勢

問題解決の思考ステップ

  • 現状把握
  • 真因の究明
  • 会の方向性
  • 具体策の比較検討
  • 実行計画の明示

PDCAをまわす

  • P目標達成のための具体的な実施プラン
  • D実施・現状進捗報告
  • C分析
  • A改善案の検討
Pの精度を上げる ※書類で社内で共有

売上・経費・利益の管理

  • 事業の成長に必要な攻めの経費は削らない
  • P/LだけでなくB/Sも定期的にチェックする

会社を上手く進めるための参謀機能としての営業企画

  • 事業方針の策定
  • 商品・営業系の精度が高く高速のPDCA体制づくりの推進

会社を上手く進めるための参謀機能としての経営企画

  • 事業の正しいPDCAサイクルの回る状態づくり
  • 業務効率化推進(BPR、経費管理)
  • 社内の課題管理

「業」に立ち向かう

  • トップによるリーダーシップの発揮
  • 社内の事業運営状況を把握
  • 成長を志向
  • 改革の文化をつくる

大事なのは計画性と実行力

結局は当たり前のことを着実にこなしていくことなんですが、方向性と分析をしっかりやらないと着実にこなしていても良い方向には進まないので、いかに正しい道を見つけられるか、そしてその道をあきらめずに進み続けられるかって事なんですね。 [amazonjs asin=”4478024464″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”戦略参謀―――経営プロフェッショナルの教科書”]]]>

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マーケティング 書評

マーケティング部ならフェルミ推定くらいできないと。。。【書評】

時間節約と無駄の排除がフェルミ推定の効果 私は通販会社のマーケティング担当なので、数字とにらめっこな毎日を送っています。 売上やPV数、訪問者数、CTR、CVRなどなど、出てきた結果に対して「なぜ?」と思い、仮説を立てて、原因を見つけては、改善策を立てて、現場に指示(というよりもお願いですね)をする、いわゆるPDCAサイクルを回しています。 1つの結果に対して原因を10個程度考えるのですが、10個のうちどれが正しいのか、もっとも結果に影響しているのかを判断するには調べなければなりません。 ですが、1つずつすべてを調べていくには時間が足りません。 その時に活躍するのがフェルミ推定!です

フェルミ推定は頭と体で理解すべき

wikipediaによると、フェルミ推定とは、
実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算することを指す。
ここで重要なのは、
  • 論理的に推論し
  • 短時間で概算
の2つです。 この2つを鍛える事で分析時間を短くするだけでなく勘も働き、先ほどの例で挙げた10個の原因のすべてを概算しなくても数個で済むようになります。 このフェルミ推定は考え方を知っているかいないかだけでも大きく違うので、解き方のパターンを学び実際に解いてみて、解く感覚を脳と体で覚えておくと今後の役に立つと思います。 なぜ、実際に解く必要があるのかというと、解いてみるとわかりますが、フェルミ推定は簡単に解けるわけではなく、
  • パターンの選択
  • それをもとに条件分岐
  • 抜け漏れの確認
  • 計算
という流れになっています。 パターンの選択は理解できても条件分岐の方法は無数にあります。さらに抜け漏れの確認は実際にやった人でなければわかりません。 そういった点で、実際に解く事をおすすめしています。 本書ではサンプルだけでなく、練習問題&回答と問題例まで書かれているので、まずは練習問題を解き、慣れてきたら通勤通学中に問題例のパターンの選択~抜け漏れの確認までやってみると良いでしょう。 [amazonjs asin=”4492556540″ locale=”JP” title=”現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!”]]]>