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マーケティング 書評

新入社員や企画初心者におすすめしたい本・企画書&資料作成編

企画の考え方

企画のつくり方 (日経文庫)

Hackで有名な著者の企画を作るための本です。これ1冊にアイディア、コンセプトから企画を作っていく実践的な手法が紹介されているので1度はじっくり読んでおくと他の本を読むときにも読みやすいでしょう。 [amazonjs asin=”453211330X” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”企画のつくり方 (日経文庫)”]

発想法の使い方 (日経文庫)

「考具」で有名な著者の新しい1冊です。企画というよりも、その前のアイデアを出すために必要な手法をたくさん紹介しています。企画をいきなり考える前にこちらを読んでおいて日ごろからアイデアを考える癖をつけておくと良いでしょう。 [amazonjs asin=”4532113326″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”発想法の使い方 (日経文庫)”]

企画力 (PHP文庫)

企画=アイデアと楽観的な考え方を持っている人や企画をこれから考える人にぜひ読んでもらいたい1冊です。「実行されない企画はただのゴミ」の言葉に集約されるように、実行されるためにどう考えて、どう行動するか、あなたの意識を変えてくれるでしょう。 [amazonjs asin=”456967321X” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”企画力 (PHP文庫)”]

プロフェッショナルアイディア。欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法。

先日亡くなりましたが、博報堂で有名なクリエイティブディレクターである小沢正光氏。アイデア系の書籍を何冊も出していますが、その中でもアイデアを生み出すための方法論をまとめたこの本を読むことをおすすめします。分厚いのと小沢氏の数々の伝説を知ると読むのも大変ですが、数多くの実績を残した著者なので、実践する価値ありです。 [amazonjs asin=”B00D68FKCQ” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”プロフェッショナルアイディア。 欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法。”]

資料の作り方

パワポで極める 1枚企画書

A3のPowerPoint1枚に収めるためにどのようにストーリーを組み立てるか、そのパターンをまとめた本です。構成パターンを活用できるので1冊手元にあるとどれにしようか悩んだときに使えます。 [amazonjs asin=”4756147534″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”パワポで極める 1枚企画書 PowerPoint 2002,2003対応 (ビジネス極意シリーズ)”]

プロフェッショナル企画書

元博報堂のトッププランナーがまとめた企画書の考え方から作成までが1冊にまとめられています。なかでも後半のサンプルがおすすめです。 [amazonjs asin=”482074500X” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”プロフェッショナル企画書”]

外資系コンサルが実践する 資料作成の基本

PowerPointやExcelなどを使ってはいるものの、いまいちかっこいい、説得力のある資料が作れないという人にお勧めの1冊です。HowTo的な要素が多いので、ひととおり目を通して手元に置いておき、いざ資料を作成するときのHint&Tips集な役割として使うと良いでしょう。 [amazonjs asin=”4820748998″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”外資系コンサルが実践する 資料作成の基本 パワーポイント、ワード、エクセルを使い分けて「伝える」→「動かす」王道70″]

社内プレゼンの資料作成術

これは外資系コンサルが実践する 資料作成の基本 以上にさらっと読めるので、しっかり読んで資料作成のときの基本として頭の中に叩き込んでおくべき1冊です。2時間程度で読めてしまうのと、基本中の基本が書かれているので、これを読んだらすぐにPowerPointで自分オリジナルのテンプレートを作っておくことをおすすめします。 [amazonjs asin=”4478061521″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”社内プレゼンの資料作成術”]

番外編

ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた 外資系投資銀行のエクセル仕事術

資料作成ではありませんが、資料作成の前にはデータの集計などExcelを使う場面が多々あると思います。Excelが苦手、という人は数字が苦手なタイプとExcelの使い方をマスターしきれていないタイプがいます。その両方の人にとっておすすめな1冊です。効率的にExcelを使うためのノウハウが蓄積されているので、数字が苦手な人でも苦なく読めるでしょう。 [amazonjs asin=”447803902X” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた 外資系投資銀行のエクセル仕事術---数字力が一気に高まる基本スキル”] ]]>

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Webマーケティング マーケティング 書評

マーケティングを一から学び直す人におすすめしたい本

マーケティングの目的 マーケティングと一言で言っても、マスマーケティングやダイレクトマーケティング、最近ではWebマーケティングや共感マーケティングなどいろいろあります。

マーケティング(英: marketing)とは、企業や非営利組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」の全てを表す概念である。 (引用:wikipedia)
wikipediaに書かれているように、マーケティングの目的は商品やサービスを顧客に十分に知ってもらう事であり、それを実現するために様々な手法(=戦術)が存在します。マーケティングを始めたばかりの人や、知ったかぶる人は手法(戦術)ばかり考えてしまい、目的(戦略)を見落としてしまう事がよくあります。経験上、この手の人を説得するのがかなり面倒なんですけどね…

マーケティングの基礎はコトラー

マーケティング関連の本は戦略から戦術まで膨大な数の本が出版されています。それでも避けて通れないのがコトラーでしょう。いずれか1冊は読んでおくべきで、コトラーからこの2冊をおすすめします。

コトラーのマーケティング・コンセプト

コトラーのオリジナルは1000ページ以上の分厚い本なので読むだけで一苦労ですが、本書はマーケティングで最も重要と考える80のコンセプトを選び出し、コンパクトに解説しています。企業の管理者を対象としているので、マーケティングの知識がなくても理解できるほど簡潔にまとまっています。具体的な事例や著者自身が経験したエピソードも織り込まれているので、コトラーのエッセンスが凝縮された本といえます。 [amazonjs asin=”4492554769″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”コトラーのマーケティング・コンセプト”]

コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則

Web1.0→2.0→3.0と移行していくのと同様に、マーケティングもモノを売り込むだけの「製品中心」の「1.0」から、顧客満足をめざす「消費者志向」の「2.0」へ移り変わってきました。そして今、SNSといった手法の変化や発展途上国やクリーンエネルギーなど新分野でどのようにマーケティングを行うべきかを説明しています。 [amazonjs asin=”4023308390″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則”]

マーケティングでよく言われること

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

マーケティング法則とその解説をシンプルにまとめた本です。事例集のようなものなので、どのように実行に移すべきかといった部分の記載はあまりないが、マーケティングのベースとして知っておくべきことばかりです。 [amazonjs asin=”4884970233″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則”]

ドリルを売るには穴を売れ

マーケティングの本質をわかりやすく小説風に書いた本です。3時間もあれば読めてしまいますが、マーケティングの本質を書いているので、これを自分の机の上に置き、定期的に読み直すことで本質を見失わずに済みます。 [amazonjs asin=”4413036239″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ドリルを売るには穴を売れ”]

エスキモーに氷を売る―魅力のない商品を、いかにセールスするか

著者はNBAで当時観客動員数最下位だったニュージャージー・ネッツを27球団中チケット収入伸び率1位にまで導いた人で、その成功までに彼が行ったマーケティング手法を物語風に紹介しています。当然と思われるような事もありますが、あなたが今後マーケティングを行っていく中で見落としていることもここにはあるかもしれません。さらりと読めるので、コトラーなどよりも先に本書を読むとマーケティングへの抵抗が減るかもしれません。 [amazonjs asin=”4877710582″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”エスキモーに氷を売る―魅力のない商品を、いかにセールスするか”]

こちらもおすすめ

これらの本を読めばマーケティングの基礎はだいたいカバーできると思います。あとは備忘録として体系だった本があると仕事がしやすいです。そんな時にお勧めしたいのが、「図解 実戦マーケティング戦略」です。

図解 実戦マーケティング戦略

ゼロからマーケティングを行う際にやらなければならないことを体系立ててまとめています。なので、手元に置いておき、自分が立ち止まっているページから読み始めれば解決策を見つけやすいでしょう。化粧品会社の事例もあるので、とても参考になります。 [amazonjs asin=”4820716506″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”図解 実戦マーケティング戦略”] ここまで読んだら、あとはさっそく読み始めましょう!!
1.01と0.99はたった0.02しか違わない。だがその違いを積み重ねていくと結果的に歴然とした差が出てくると言う教えのようだ。果たしてどのような結果になるのだろうか。 1.01の365乗=37.8 0.99の365乗= 0.03
毎日の積み重ねが大切です。 ]]>

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Webマーケティング 書評

Webマーケティングを始める社員に読んでもらいたい本・基礎編

新入社員やマーケティング初心者に読んでもらいたい本・基礎編」を紹介しましたが、今回はこれからWebマーケティングを始める方にお勧めしたい書籍の紹介です。 2013年末あたりからスマホブームになってネット系企業だけでなく従来からある一般企業もマス広告からWebへシフトするようになってきました。 それもあってWebマーケティングの需要がかなり増えています。 そのためネット広告代理店などの成長が著しいですが、広告主側の知識や経験が乏しく、いいようにやられてしまっているのも事実です。 代理店に騙されないためにも、広告主側もWebマーケティングをしっかり理解すべきですし、今後求められていくでしょう。

Web解析系

ウェブ解析とはをわかりやすく紹介

繁盛するWebの秘訣「ウェブ解析入門」 ~Web担当者が知っておくべきKPIの活用と実践」は、Web解析というよりもWebで良し悪しを決定するために必要なポイント(=KPI)とその導き出し方をわかりやすく解説しています。 Webマーケティングが初めてな方はもちろん、会社や部署に1冊あるとメンバー間で考え方を共有できるのでぜひとも持っておくべき本です。 [amazonjs asin=”4774148148″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”繁盛するWebの秘訣「ウェブ解析入門」 ~Web担当者が知っておくべきKPIの活用と実践”]

Web解析のエバンジェリストによるわかりやすい指南書

入門 ウェブ分析論 ―― アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識 増補改訂版」の著者の小川卓さんはWeb解析などを広めた方ですが、コンサルや代理店ではなく現場で実践されていたので具体的な方法をこれまでにも多数紹介しています。 だから本人の経験から必要な事をわかりやすく紹介しているのがこの本です。 [amazonjs asin=”4797368845″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”入門 ウェブ分析論 ―― アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識 増補改訂版”]

Google Analyticsの知りたい事が1冊に凝縮

Google Analyticsパーフェクトガイド 増補改訂版 Ver.5/ユニバーサルアナリティクス対応」はGoogle Analyticsに関する情報がぎっしりと詰まった取扱説明書的な1冊です。 Google Analyticsに関する事はググればいろいろ出てきますが、知識として覚えておきたいことや会社や部署で学んでおきたいためにはこういった書籍は1冊はあったほうが良いでしょう。 [amazonjs asin=”4797375787″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”Google Analyticsパーフェクトガイド 増補改訂版 Ver.5/ユニバーサルアナリティクス対応”]

リスティング、SEO関連

リスティング解説本の王道

新版 リスティング広告 成功の法則」 [amazonjs asin=”4881669788″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”新版 リスティング広告 成功の法則”] リスティング広告を長年行ってきたコンサルタントが書いた本です。多くの企業のリスティング広告を運用してきたのでノウハウがあり、その中からリスティング広告運用の本質を解説しています。 ただ、ボリュームが多いので、読むのにはかなり苦労すると思いますが、実際に運用していくときに役立つ情報が多いので、読みながら運用していくのが良いでしょう。

リスティングの本質を具体的に解説、まさに「教本」

いちばんやさしいリスティング広告の教本 人気講師が教える利益を生むネット広告の作り方 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)」は、リスティング広告そのものと運用についてわかりやすく説明しています。 他にも優れた書籍はありますが、この本は小手先ではなく本質を説明しているので、いつかは通る道でしょう。だから最初に読んでおく事をお勧めします。 [amazonjs asin=”4844336118″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”いちばんやさしいリスティング広告の教本 人気講師が教える利益を生むネット広告の作り方 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)”]

基本を抑えたSEO対策

SEO対策は日々変化しるので、最新の情報を抑えておくことはもちろんですが、本質を知っておかなければ情報に踊らされてしまいます。さらにSEO対策を行ってもすぐに効果が出るわけではないので、我慢強く辛抱できるために戦略を持っておかなければなりません。「いちばんやさしい新しいSEOの教本 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方」は、SEO対策をわかりやすく紹介しているだけでなく、戦略を考えるために必要な本質も解説しているので、初心者はもちろん中級者やSEO責任者も読んでおくべき本です。 [amazonjs asin=”4844335359″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”いちばんやさしい新しいSEOの教本 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方”]

コンテンツマーケティングのベースとなる書き方

以前はSEO対策として、小手先な事が多かったですが、最近はコンテンツマーケティングと呼ばれるように、ページの内容が重視されるようになってきています。「SEOに効く! Webサイトの文章作成術」はタイトルこそSEOとなっていますが、コンテンツマーケティングを先取りしたラティングテクニックがまとめられています。 SEO対策は常に変化していくので、本をたくさん読むよりもWebで情報収集する事をおすすめしますが、書き方自体はこの本で学んでおかないとページをたくさん作ってもGoogleには評価されませんので。 [amazonjs asin=”4863541414″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”SEOに効く! Webサイトの文章作成術”] ]]>

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ロードバイク 書評

ロードバイク初心者におすすめしたい読み物

プロレースの裏側がわかる奥深いほぼノンフィクション 「シークレット・レース―ツール・ド・フランスの知られざる内幕 」は、元プロ選手のタイラー・ハミルトンが自身のプロ選手の生活やレースの過酷さ、選手との関係や軋轢、ドーピングの経験など、観客が知る事のできない裏側を細かく描いています。 この本を最初に薦めるのは、この本以上にドーピングや選手について奥深く描かれた本が無いからです。後で紹介する土井雪広選手の「敗北のない競技:僕の見たサイクルロードレース」も彼の心情が素直に書かれているのですが、この本を読んでおくことで土井選手の想いがより深く理解できるでしょう。 [amazonjs asin=”4094088016″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”シークレット・レース―ツール・ド・フランスの知られざる内幕 (小学館文庫)”]

選手本人が語る気持ち、世界と日本、観客やメディアと選手のギャップがわかる

敗北のない競技:僕の見たサイクルロードレース」は数少ない現役選手の著書。著者の土井雪広選手が世界と渡り合えず苦労した経験やアシストの重要性、ドーピングへの認識などをせきららに描いています。 私もこの本を読んでアシストの大切さやアシスト選手の心情を理解できるようになり、またドーピングについても考え方がちょっと変わりました。 [amazonjs asin=”4487808278″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”敗北のない競技:僕の見たサイクルロードレース”]

ミステリー要素がちょっと含まれたロードレース物語

サクリファイス (新潮文庫)」は、 [amazonjs asin=”4101312613″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”サクリファイス (新潮文庫)”] 「サクリファイス」は、日本人ロードレーサーを主人公にしたサスペンス的な小説です。他のレーサー、元彼女などとの関係で主人公の気持ちが揺れ動いたり、レーサーの死の原因を考えたりなど、細かく描写されています。 舞台がロードレースでなくても良いのでは?とも思えますが、逆にロードレースに関して深く突っ込んでるわけでもなく、でもロードレースを知らない人でもわかるようにさりげなく説明が書かれているので、読みやすいです。 続編の「エデン」もなかなかです。 ただ、どちらもストーリー展開が急すぎるので、サスペンス好きな人には物足りないかもしれません。 [amazonjs asin=”4101312621″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”エデン (新潮文庫)”] もちろん、「弱虫ペダル」は外せませんので、読んだことが無い人は絶対に読みましょう!! [amazonjs asin=”B00ZQF05TK” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”弱虫ペダル コミック 1-40巻セット (少年チャンピオン・コミックス)”]]]>

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スポーツ 書評

限界集落の高校野球による13年間の軌跡

若者の都会流出による過疎化 小さな村の分校野球部今でこそ「限界集落」という言葉が流行して村の過疎化が深刻な問題になっているが、今に始まったわけではなく2000年以前からすでにその傾向はあった。 最近では都会から離れて自然あふれる田舎は、自然や農業を好む若者が移住するようになってきたが、都会からちょっと離れた田舎はその魅力もない上に、若者は都会へ離れてしまい、高齢化と過疎化は改善されていない。

野球にかけた中津村の村おこし

和歌山県日高郡中津村(2005年に川辺町、美山村と合併して日高川町となる)は日高川中流域に位置し、平地はほとんどないため、集落は日高川沿いに集中している。林業が盛んで一時は人口も5,000人以上いたが、合併前は2,500人まで減少しており、村に唯一の高校の和歌山県立日高高等学校中津分校(以下、日高中津分校)も学生数が50人程度と減少傾向で分校閉校の可能性もあった。 そこで村がとった対策が野球部の発足だった。 しかし、野球部もなければ、野球経験者もいない、場所もない、とないないづくしな状況だったため、部よりも先に後援会ができてしまった。野球部がないのに後援会ができるという笑い話だが、住民の本気度が伺える。

小さな村の分校野球部

日高中津分校の野球部が1997年の第69回選抜高等学校野球大会に出場したことは大きな話題となったが、甲子園に出場するまで、そしてその後の苦労が「小さな村の分校野球部―村びとがささえた日高中津分校の大きな夢」に書かれている。 本書は「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリーのような野球必勝法ではなく、野球部が無かった分校が甲子園に出場するまでの監督や村関係者の悪戦苦闘ストーリーである。

成功は村民と野球部員の交流

和歌山県の有望な中学生は大阪や智弁和歌山などの有名校に進学するため、当然のことながら日高中津分校に有望な学生が入学するわけではない。そのため、甲子園出場を果たすのに10年以上かかった。それでも、有望な学生が入ってくるようになったのはここには他の強豪校とは違う考え方がある。 今でこそ日高中津分校の学生の大半は越境入学した野球部員で、村出身の野球部員も数名しかいない。しかも、私立校並みの立派な野球専用グランドもある。だから、野球学校とも言われかねないが、それでも他の強豪校と違うのは、「ランニングしてる時に村人が困っていたら助ける事を優先しろ」という監督の言葉にもあるように、村のおかげで野球ができるという気持ちがあるからだろう。 そして、野球部創設時に初代部員5人と監督が古いグランドの整備作業をしている映像を野球部員に見せる事で、今の自分たちがあるのは昔の部員のおかげである事を部員たちが認識しているからでもある。

地方強豪校の孤立化対策のカギに

野球に限らず、サッカーなど高校の全国大会の選手名鑑で地方校の選手の出身地を見ると、首都圏や関西圏などの都会からの越境者が多い。しかし、学校が地域から孤立してしまい、地域の活性化ではなく、学校が土地を使っているに過ぎない。 実際、甲子園や冬の高校サッカーなどの全国大会に出場することになれば、数百万円~数千万円のお金が必要になり、後援会は資金集めに奔走する。 スポーツ目的で越境入学すること自体は反対ではないが、その高校がもっと地元に根ざした活動を行っていれば、地元が協力するのでは無いだろうか? それが地域アピールにもなり、本当の意味での広告塔になりえるのではないだろうか? 本書ではそういう目的で書かれたわけではなく、純粋なドキュメンタリーだが、村と学校と野球部の良い関係が築かれていると感じた。]]>

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書評

自閉症の僕が跳びはねる理由

自閉症を知っているようで知らなかった ちょっとマジメな話。 「自閉症」の人がよく飛び跳ねたりしますが、なぜそうしているかご存知ですか? 僕は今まで「自閉症」について知らなかったので、「物事を考えることができない人」とか思ったりしてましたが実は全然違ってて、「きちんと理解できるが、何かしらの理由できちんとコミュニケーションが取れない人」がほとんどということをTVで偶然知りました。 著者である東田さんは重度の自閉症で以前は言葉を話すこともできなかったのですが、しかし、幼い頃から漢字は覚えて自分で書いたりしていました。 そのため、東田さんの両親がパソコンのキーボードと同じ配列のパネルを紙で作成して、それを打ちながら発音することでコミュニケーションを取れるようになったそうです。

家族が自分のことで犠牲になってるとそれが凄く辛い

東田さんが本書では以下のように書いています。
「親に泣かれるのが一番辛い、家族が苦しそうにしてたりするのが辛い。家族が自分のことで犠牲になってるとそれが凄く辛い」
私だけでなく自閉症の子を持つ親ですら、自閉症の人がそこまで考えているとは思っていませんでした。 ある自閉症の子を持つ親は、この本を読んでから子供に対して「義務感」ではなく、「楽しみ」ながら接することができるように変わったそうです。 この本を英訳したアイルランド在住の作家デイヴィッド・ミッチェル氏も自閉症の子を持つ父親ですが、来日して東田さんとホテルで会ったときも東田さんが外の景色に気が行ってしまい、席に座るまで15分かかってしまいました。 それでも、「この時間を待つのが大事」と決してイラつくこともなく、むしろその時間を楽しんでいるようでした。 普通の大人でさえ初めての場所で外国人と会うとなれば、緊張して慣れるのに時間がかかるものです。慣れるまでの時間をどう動くかの違いであって、話し慣れるまでの時間を比べれば大差はないのかもしれません。

翻訳をきっかけに世界中の自閉症を持つ親に広がる

ミッチェル氏による英訳本「The Reason I Jump」が世界中で発売されると、大反響で、この本がきっかけで東田さんはアメリカで講演に招待されたのをはじめ、東田さんの表現が世界中に変化を与えています。 [amazonjs asin=”1444776770″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”The Reason I Jump: One Boy’s Voice from the Silence of Autism”] 自閉症に対する考え方が大きく変わったのはもちろんですが、自閉症の子どもを持つ親からすれば、今までは自分の気持ちや考えが伝わらなかったのが、実は子どもには伝わっていて、そのコミュニケーションがとりづらいだけであること。そして、子どもたちは親の気持ちも理解できている、ということが分かったのがとても嬉しい事でしょう。 たった1冊の本ですが、世界中の自閉症に関わる人たちを救う本かもしれません。]]>

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Webマーケティング 書評

SEO対策では足りない!コンバージョンさせるためのコンテンツの作り方

Webページを作成する目的と方法がわかりやすい! お金をかけずにできるうえにここ数年でGoogleの仕様もかなり変わってきたので、SEO対策がとても注目されています。 SEO対策の本はたくさん発売されておりますが本当に必要なことは、 SEO初心者が内部対策の前に知っておくべき事で紹介したように、内部対策よりも前にキーワードの決め方が重要です。 しかし、SEO対策を行ったところで、検索順位は上がってもコンバージョンが増えなければ意味がありません。ページの目的はコンバージョンさせることです。そのためにはページを読んだ人が満足するコンテンツが必要です。 そのコンテンツの作り方を本書では説明しています。 SEO対策は行っているけれどもコンバージョンにはつながらないサイト制作者やこれからサイトを作る人にはぜひとも読んでもらいたいです。

SEOに効くWebサイトの文章作成術 目次

  1. SEOに効くコンテンツの見つけ方―集客力アップ1(グーグルに学ぶ!訪問者を増やすコンテンツ、減らすコンテンツ、見込み客に検索されるキーワードの選び方 ほか)
  2. グーグルに好かれるSEOライティング―集客力アップ2(ワードプレスで仕事が加速!コンテンツが作りたくなるための環境整備、プロのライターに学ぶライティングテクニック(準備僕書き方編) ほか)
  3. 売り上げを伸ばす商品ページライティング―成約率アップ1(売れる商品ページの作り方、ユーザー心理に沿った商品ページの作り方)
  4. お客様を引き付けるキャッチコピーライティング―成約率アップ2(ぐいぐいスクロールさせるキャッチコピーのワクワク効果、センスがない人のためのキャッチコピー作成法)
  5. 基本と応用で文章力養成!「書けるテクニック・14連打」(わかりやすい文説得力のある文 ほか)

ユーザーにコンバージョンしてもらうためには購入後の自分をイメージさせる

クオカの代表取締役の斎藤賢治氏のコメント
私たちは、お菓子作りをもっとおいしく、もっと楽しくしていきたい。日本中の子ども達が『お母さんのが一番おいしい』と思うような世の中を作っていくことがミッションなんです。 そのミッションを達成するためには、良いコンテンツ、きれいなページを用意するだけではダメなのです。実際に購入していただき、道具を使ってお菓子を作ってもらって、食べてもらって、『これ、おいしいね』って言ってもらって、初めて仕事の半分が終わるのです。買っていただかないと、何も始まらないのです」
集客数を稼ぐためのコンテンツではなく、見込み客に選ばれるためのコンテンツをつくっていく事が大切と語っています。SEO対策を実施したり、食品系会社によくあるレシピ集を作っても、クオカのゴールである購入に結びつかないと意味がありません。 そのために必要なこととして、作って満足してもらえるためのレシピを紹介して、なおかつそれを実現するにはクオカの商品が最適というところまで落とし込んでいます。 その結果、クオカではリピート率が80%と驚異的な数字を出しています。 次に、竹製品を販売する竹虎のキャッチコピーの作り方を山岸氏のコメントです。
「竹製品をほしいと思う人は、正直言ってひと握り。多くの人は、竹製品そのものに興味がありません。なぜなら竹製品は、ただのモノだから」。 興味のないモノに興味をもってもらい、購入してもらうために、竹虎式商品ページの作り方はこうです。 「人間は、商品そのものよりも、その商品を手にしたらどうなるの、という購入後の自分に興味があります。それを使うと楽しいのか、気持ちいいのか、うれしいのか。どんなふうにうれしいのかを想像して、言葉にする。たったそれだけのシンプルなことなんです」。

ユーザーの心にささるコンテンツが必要

「買いたい」とすでに思っている人に買ってもらうのは比較的簡単ですが、その人たちだけを狙っていても他に持っていかれてしまいますし、対象者数は多くないでしょう。 潜在顧客に体験をイメージしてもらい、買いたいという思いにまで引き上げなければ購入者は増えません。 そのためには、ユーザーの心にささるコンテンツが必要なのです。

備忘録

キーワード選定の3ステップ

1.ユーザーが使いそうなキーワードを探す 2.関連キーワードを探す 3.月間検索数が多いキーワードを探す ※複合キーワードによるロングテールSEO対策

ライティングテクニックの準備

1.ターゲット 2.目的 3.情報収集

キャッチコピーの5つのコツ

1.インパクトのあるキラキラワードを並べる 2.数字を入れることでイメージしやすくする 3.会話を入れて臨場感を出す 4.問いかける 5.チラ見せ ~の発祥地は○○

説得力のある文

・数値を入れる ・伝えることを1つに絞る ・箇条書き ・具体的な名称を入れる 例:東京ドーム2個分 ・格言やことわざを入れる ・五感を刺激する ・主観で書かない、第三者視点で書く ・発言を入れる ・訴え方の違い  男性向け:スペックを訴求  女性向け:感情に訴える

売れるページ

1.3秒で選ばれる1stビュー 2.他社との違いがわかるキャッチコピー 3.ユーザー心理に沿ったページ構成 4.ターゲットを絞る 例:60歳以上におススメのチーズケーキ 5.スクロールしやすい構成 6.プラスの欲求&マイナスの欲求  今よりもっとハッピーになりたい、今の困った状態を解決したい 7.確信してもらえるように購入直前の不安を取り除く  「今すぐクリック」などのコピーをボタンの上に入れて促す8.見出しをキャッチコピーに変えることでユーザーの心をつかんで下にスクロールさせる

PASONAの法則をページで構成

・Narrow Down(絞込み):今すぐ買う理由、ここで買う理由を盛り込む(刺激・限定・理由)]]>

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Webマーケティング 書評

SEO初心者が内部対策の前に知っておくべき事

初心者向けに体系的にSEOを学べる 最近のSEOは内部対策がより重視されています。その流れでタグの構成やコンテンツの量、キーワードの比率と「ページの書き方」、そしてコンテンツマーケティングと話題になっている「読者の関心を引き寄せ、ブランドロイヤリティを向上させる方法」などに注目が集まっています。 そういった手法ももちろん大切ですが、その前に考えなければならない「キーワードの選定」や「サイト構成」などサイトを作るにあたっての戦略をどのように立てていくべきか、その方法をまとめています。 SEOを真剣に取り組んだことがある人なら当然と思える内容ばかりですが、「いちばんやさしい」とタイトルにあるとおり、SEOをこれから始める人や体系的にSEOを学んでおきたい人、SEOをどの順番で進めていくべきかを理解したい人にとっては参考書的1冊としてとても役に立つ本です。

いちばんやさしい新しいSEOの教本 目次

  1. SEOの目的と考え方を身に付けよう
  2. Webサイトの目的と訪問者の目的を考えよう
  3. 有効な検索キーワードを調査しよう
  4. 業種別に最適なサイト構成を考えよう
  5. 適切な内部対策でSEOの効果を高めよう
  6. 質の高い外部対策でWebサイトの価値を高めよう
  7. ソーシャルメディアからWebサイトに集客しよう
  8. 技術的な問題を解決して優れたWebサイトを目指そう
  9. SEOの効果を分析してさらなる改善を進めよう

本当にサイトに来てほしい顧客が検索するキーワードを選定する

キーワードは訪問者が使う言葉になっているか注意しましょう

訪問者のキーワードでないと検索されない

会社案内やWebサイトを作る際、自らの思いを込めて愛称をつけたり、見栄えや聞こえのいい言葉を使ったりしていませんか?訪問者は、あなたの決めた愛称や聞こえのいい言葉では検索しません。例えば「新鮮プリン」。とれたての新鮮なこだわり卵を使ったプリンはいかにもおいしそうですね。このプリンを紹介するページに「新鮮プリン」と書いてしまいそうです。ではGoogleで「プリン し」と入力してみてください。オートコンプリートで補完される候補に「プリン 新鮮」はありますか?逆に「新鮮 ぷ」と入力して「新鮮 プリン」はありますか?ないということは、このキーワードは、訪問者のキーワードではないということです。
商品やサービスの特徴やキャッチーなフレーズをキーワードにすることがあります。私の通販会社でもページ製作者がターゲットに刺さりそうなコピーをタイトルに入れています。 一見見栄えやかっこよく、かわいく聞こえるコピーでも、ウェブマスターツールなどで調べてもそのキーワードではまったく流入がありません。そのコピーはページを訪れた人には効果的かもしれませんが、集客の効果はゼロです。キーワードとコピーは別物です。

キーワードの「濃さ」

キーワードによって目的を達成できる可能性が変わる

キーワードによって、「サイトの目的を達成してくれる確率」は変わります。「かぼちゃプリン お取り寄せ」はあなたのサイトにとって、「濃い」キーワードと言えます。逆に「プリン」を検索している人は、「プリンの通販」を探している人以外にも、「プリンの作り方」や「プリンの画像」を探している人も含んでいます。このような「薄い」キーワードは多くの人が検索している一方、情報を得るためのリサーチ段階であることも多く、サイトの目的を達成しないことがほとんどです。つまり、濃いキーワードは新規の顧客を獲得する上で非常に重要になります。
ビッグキーワードの選定は比較的簡単なのですが、それではなかなかコンバージョンには結びつきにくいです。そして最近は「検索時の入力ワード数は2~3ワードが多い」という話も聞きます。 顧客が具体的に入力することが増えてきていますので、キーワードはビッグキーワードが良いというわけではなく、より具体的なキーワードにすることによって本当に来てほしい顧客を獲得することができます。

サイトがターゲットとする訪問者を書き出しましょう。

ターゲットとなる訪問者はどんな人?

例えば、「レインブーツ」は女性のキーワード、「長靴」は男性のキーワード、と性別によっても使う言葉が異なることがあります。また数年前から流行しており、女性ならよく知っている「レギンス」は、昔からある「スパッツ」と形状はほぼ同じ商品ですが、「レギンス」はおしゃれ目的、「スパッツ」はスポーツ目的とニーズが異なります。サイトで扱っている商材やサービスにどんな訪問者がマッチするのか、サイトの向こうにどんなターゲットがいるか想定することで選ぶべきキーワードは異なります。
前述と重複しますが、自分の思い込みやふだん使っているという理由ではなく、ターゲットが使うキーワードを意識してキーワードを選んだり、ページを作ったりすることが重要です。

SEO初心者だけでなくおすすめ

本書はSEOを1からはじめたいけどやり方がわからない人や、キーワードは決まっているけど本当にそれでよいのか不安な方などSEO初心者にとてもおすすめです。 初心者向けですが、初心者以外の方にも手元においておき気になったときに振り返るための参考書としても役に立つでしょう。なかでも以下のポイントはとても詳しく書かれています。 ・SEOでできること、やらないこと ・キーワードの決め方 ・キーワードから考えるサイト構成 ・ページ内構成  ・above the fold  ・サイトマップ  ・パンくず  ・下層カテゴリーへのリンク  ・同列横階層  ・ページ上部へ戻るサイト内リンクにキーワードを含める ・重複対策 特に中盤以降にはサイトジャンル別のサイト構成例を紹介しているので、サイト構成に悩んだらここを参考に見直すのも良いです。 ただし、この本1冊だけではSEOが万全というわけではありませんので、詳細だったり高度なことは別の本で習得することをおすすめします。 ]]>

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Webマーケティング 書評

「唯一化」でECの価格勝負から脱却~なぜあなたのECサイトは価格で勝負するのか?【書評】~

「海外ECサイト事例に学ぶ、売上アップのノウハウ」で紹介してきました。本書はこのブログの集約版ともいえます。

唯一化でここでしか買いたくないECサイトを目指す!

ECサイトで価格だけで勝負しなくても良いように他のサイトとは違う「唯一化」の必要性を訴え、海外の事例を紹介しています。 冒頭にあるECサイト診断で自分のECサイトの問題点を洗い出すことができ、それに適した事例が後半に紹介されています。 「唯一化」のポイントとして、付加価値やコミュニティの形成、SNSの活用、安心感の提供、顧客が求めるコンテンツの提供、バーチャル体験などが挙げられており、やり方はひとつではない事を教えてくれます。 そのほか、やってはいけないことでSEO対策や機能性重視の追及なども理由をつけて書かれているのはある意味納得しました。

売上だけではなく利益を重視しないとECは続かない

私もECをやっているからわかりますが、多くのECは価格勝負になりがちで、特に楽天などのモールに出店している場合は値下げやセールでお客様を呼び寄せるのが当然という感じでもあります。 モールからすれば広告を出してもらい、流通金額が増えれば儲かるのですから、出店側の利益はまったく関係ありません。そのあたりに気づいたときにはモールに依存してしまって脱却ができない、という話もよく聞きます。 価格勝負に陥っている状況からの脱却のために「ブランディング」が必要で、多額なお金を投じなくてもやり方ひとつで変わることを本書では教えてくれています。 BtoCのECに携わる人には、一般消費財でも売り方によっては唯一化は可能です。

唯一化のポイント

何を売るのではなく、誰に売るのか?

顧客がどういう気持ちで自分の店を訪れるか、シーンや気分を考えて顧客像を絞り込む

顧客を意識してサイトに落としこむ

顧客が商品にどういうイメージがあるか?もし高級感であればサイトも上質にすべき

自分自身がそのサイトのファンになる

模倣されないサイトを作る

・模倣が難しい土台を確立する ・なぜこのECを立ち上げて、この商品を扱い、サービスを提供しているのか?サイトの根幹に関わる哲学を顧客に伝える  例:会員制ブランドのセールサイト Vente-Privee   ブランド価値を守りたいので再販等はしないというポリシーでGiltなどの差別化が海外ではできています。 ・ファンはコピーできない

継続する

・止めれば顧客とのコネクションが途切れてしまう ・80%の質を週1回行うよりも、50%を毎日発信

アイデアよりも実行が重要

・実行して初めて価値が生まれる

唯一化の施策

競合と価格比較ができない付加価値を提供

顧客のためにちょっと気を利かせれば顧客は喜んでお金を払ってくれる
  • ショッパー
  • 共感できるストーリー性
    ジーンズメーカーHiutDenim社

双方向型のコミュニティ形成

買うだけでなくコミュニケーションを楽しむ
  • SNS活用
    SNSで顧客が体験や画像をシェアしたくなるように設計が必要
    例:オリジナルデザイン生地のオーダーECサイトspoon flower

価値を体験してもらう

価格以外の価値を提示し理解してもらえば価格勝負にならない
  • わずかなお金を節約するより時間を節約することが意味があることを打ち出す
  • 安さを追い求めること自体が無意味
  • 他では味わえない価値を出す

オフライン戦略

ECだけではできない部分をオフラインで補てん
  • 試着、返品
  • 展示会

顧客の隠れた欲求を探り出す

カスタマイズ

  • 顧客が商品作りに関わることで得られる満足感、特別感
  • 顧客ごとにマッチした商品の提案

ニッチ

  • まねされないブランドを作る

安心感

  • 顧客のニーズを満たす、不安を払拭する安心感を提供
    例:ジュエリー通販 Blue Nile

コンテンツ

  • 顧客が求める情報(どんな商品か、どんなときに便利かなど)をユーモアも入れて魅力的なコンテンツを提供
  • 商品をどう使うかなどのアフターサービスを動画で説明
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マーケティング 書評

新入社員やマーケティング入門者におすすめしたい本・問題解決編

新入社員やマーケティング入門者におすすめしたい本・その1」というテーマで、読書の方法と考え方を柔軟にする本を紹介しました。 2回目の今回は、問題解決をテーマに紹介したいと思います。

問題解決力は早く身につけるべき

「『データを主語にするな』と、Web広告に新しく携わる方々に伝えたい。」というブログに書かれていたことが、私が考えている事と全く同じでした。(無断引用なのでもし苦情等あれば削除します)
業界の用語に慣れてくると、どうしても、 「CTRが下がったので流入が減っており、スコアが悪化してCPCも上がったので、コンバージョン件数が減ってCPAも悪化してます!」 みたいな会話になりがちで、確かに聞いてる側も分かった気になって(それ以上の考察がなくても)報告としてまかり通ってしまうことが実はあるのだが、「なぜCTRが下がったのか」ってところに人の心理や行動が隠れていて、マーケッターとしての仕事の本質はここにあるはずなのだ。 (中略) 自分は(代理店ではなく)企業側のマーケッターとしてはまだまだ新米だが、周囲の優秀なマーケッターの話を伺っていると結局何をするにも「仮説検証力」っていうものが必要で、それはデータだけでは完結しない。 データは、あくまで「仮説を導き出すための道しるべ」であって、だけれども逆に「仮説を検証するための手段」にもなり得る。しかしいくらビッグデータの時代だと言っても、あくまでデータは世界の一部である。
会社を変える分析の力 (講談社現代新書)で有名な大阪ガスの河本薫さんや、これからデータ分析を始めたい人のための本の著者であり、元米国政府の職員として、ブルームバーグ政権下の同市で統計ディレクターなどを歴任したアクセンチュアの工藤卓哉さんらもこういったことを語っています。 Webマーケティングやデータサイエンティストといったワードが流行っていますが、重要な部分は仮説を導き、検証する事なのだと思います。

世界一やさしい問題解決の授業

  • 問題解決の順序
  • 目標達成の考え方
  • 解決するための方法
[amazonjs asin=”4478000492″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく”] 前述の仮説、仮説検証力を養うために必要な、原因の洗い出し、仮説の立て方、検証方法の手順に始まり、解決策の検討方法や目標達成の考え方、さらにはこれらを実践するために必要なツールを紹介しています。 薄い本ですし読みやすい本ですが、アウトプットがきちんとできるようになるまで何回も繰り返し復習する参考書としての役割があります。

ビジネスマンのための「発見力」養成講座

  • 見落とさない
  • 仮説・検証のパターンを理解
  • お金の見方を養う
[amazonjs asin=”4887595824″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ビジネスマンのための「発見力」養成講座 (ディスカヴァー携書)”] 仮説・検証についてというよりも、ふだん多くのことを見落としていることを自覚させてくれます。気づかせたり、見えていないものを意識するポイントなどが他の本ではあまり見かけないので、この本で学ぶ事をお勧めします。

現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート

  • 論理的に推論
  • 推論のパターンを身につける
  • 予測の精度を上げる
[amazonjs asin=”4492556540″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!”] 新入社員でフェルミ推定を知っている人はほとんどいないでしょう。ですが、フェルミ推定はぜんぜん難しいことではありません。 フェルミ推定を身につければ、大きな問題に対しても検討がつけやすくなりますし、問題解決のプロセスを数字面でシミュレーションして解決可能か否かの判断ができるようになります。 問題解決力はすべての社会人に必要かもしれませんが、マーケティングに関わる人は知っておくべき大事な要素だと思ってもらえると幸いです。 ]]>