アトレチコが堅守&セットプレーでセビージャを圧倒【第6節】アトレチコマドリード4-0セビージャ

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アトレチコ・マドリードvsセビージャアトレチコ・マドリードvsセビージャ

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中盤の守備力勝負で膠着状態

勝ち点11で並び、この試合の結果次第では首位にもなれるアトレチコとセビージャ。好調の原因は両チームとも守備力で、5節終了時点の失点数はセビージャは3、アトレチコも4と非常に少ない。 また、ともに得点力もあり5試合中3試合で2点以上あげている。その攻撃力を警戒してかアトレチコはガビ、チアゴ、サウール、セビージャはムビア、カリソ、クリチョビアクとお互い3ボランチで中盤を固めて試合に臨んだ。 そのため序盤はお互い中盤での激しい守備による潰し合いで、シュートまでたどり着けない。19分にアトレチコはコケがPA左からミドルシュートを決めて先制したが、この時が両チームほぼ初めてのゴールチャンスだった。 アトレチコの厳しい守備は今年も顕在で、先制後も攻守の切り替えは速く、セビージャボールになってもすぐにチェックにかかる。3ボランチにしたセビージャはこれまで攻撃の中心として活躍してきたデニス・スアレスやバネガらが不在なうえに、アトレチコの徹底した守備で自由にボールを回せずに苦戦する。

今年も顕在、アトレチコのセットプレー

セビージャが攻めあぐねているとアトレチコは得意のセットプレーで突き放す。右サイドからのFKではガビからゴール前ではなくゴール右に送り、それをアルダが落としたところに回りこんだミランダがダイレクトでファーサイドへ送ると、フリーで走りこんだサウールが合わせて追加点を奪う。 amadrid-sevilla02

攻めるセビージャをあしらうアトレチコ

前半で0-2とされたセビージャはハーフタイムでビトロ、コロに代えてデニス・スアレス、バネガを投入し攻撃に転じようとするも、アトレチコもガビに代えてラウール・ガルシアを入れ、空中戦要員を増やす。 アトレチコはCBが強いので引き出さなければ得点は望めないのだが、CBを引き出すにはサイドを崩すか、中盤を崩すしかない。サイドを崩せてもアトレチコはラウール・ガルシアらボランチ陣がカバーに入るのでゴール前で決定機を作るのは難しい。 そうなると中盤を崩すしか方法はないのでセビージャはバネガを起点に攻撃をしかけるも、チームメイトとの連携もまだ悪く孤立してしまい3ボランチに潰されチャンスを作れない。 逆にアトレチコはセットプレーからさらに追加点を決めると、終了間際にはカウンターからPKを奪って4-0と完勝する。

セットプレーに隠れた攻撃陣の得点力不足

アトレチコはこれで開幕から6試合無敗と上位をキープしているため好調のように見える。 しかし、守備面では問題ないが、攻撃面ではカウンターなどで懸念点がある。なかでも、今シーズン加入したFWマンジュキッチやグリーズマンが昨年大活躍したジエゴ・コスタやダビド・ビジャの代わりとして期待されているが、なかなか成果をあげられていない。 マンジュキッチがカウンタータイプではないので、その場合にどれだけ得点力をあげられるかが今後の課題でしょう。 ]]>

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