目標を達成するのに必要なたった4つのポイント~戦略参謀~【書評】

戦略参謀 経営プロフェッショナルの教科書 マーケティング
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会社の業績が以前は良かったのに上がらない理由は何でしょう? 細かいところを挙げたらきりがありませんが、

  • 競合他社の増加
  • 顧客のニーズの変化
  • 社内の変化
など大きなところはこれらではありませんか? そこでなんとか改善しようと試みても、押し付けられた高い売上&利益計画や経費の締めつけなどで目先の成果を達成するのに必死で、中長期の施策が打てない、となっていませんか? 戦略参謀―――経営プロフェッショナルの教科書では、以前は業績が良かったもののその後長期低迷に陥った企業で、半ば干されかけた若手社員が新たに加わった中途社員と外部コンサルタントの力で、前述の問題を改善させて会社をV字回復させるという話です。
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目標を達成するのに必要な4つのポイント

この本ではケーススタディのように仕事を進めていく上で専門的なことをわかりやすく書かれていますが、簡単にまとめると目標を達成するにはこの4つが必要ということでした。
  • 正しい方向を見つける
  • 間違った方向に進んだ場合に修正する
  • 継続させる
  • 行く手を阻むモノを乗り越える

売上改善のために必要なポイント

戦略参謀―――経営プロフェッショナルの教科書では業績改善がテーマですので、それに最低限必要なポイントをあげてみました。

長期低迷の脱却

  • レッドオーシャンで勝ち抜く強みを出す
  • 今の強みを生かして新市場へ挑戦
  • 謙虚で真摯な姿勢

問題解決の思考ステップ

  • 現状把握
  • 真因の究明
  • 会の方向性
  • 具体策の比較検討
  • 実行計画の明示

PDCAをまわす

  • P目標達成のための具体的な実施プラン
  • D実施・現状進捗報告
  • C分析
  • A改善案の検討
Pの精度を上げる ※書類で社内で共有

売上・経費・利益の管理

  • 事業の成長に必要な攻めの経費は削らない
  • P/LだけでなくB/Sも定期的にチェックする

会社を上手く進めるための参謀機能としての営業企画

  • 事業方針の策定
  • 商品・営業系の精度が高く高速のPDCA体制づくりの推進

会社を上手く進めるための参謀機能としての経営企画

  • 事業の正しいPDCAサイクルの回る状態づくり
  • 業務効率化推進(BPR、経費管理)
  • 社内の課題管理

「業」に立ち向かう

  • トップによるリーダーシップの発揮
  • 社内の事業運営状況を把握
  • 成長を志向
  • 改革の文化をつくる

大事なのは計画性と実行力

結局は当たり前のことを着実にこなしていくことなんですが、方向性と分析をしっかりやらないと着実にこなしていても良い方向には進まないので、いかに正しい道を見つけられるか、そしてその道をあきらめずに進み続けられるかって事なんですね。 [amazonjs asin=”4478024464″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”戦略参謀―――経営プロフェッショナルの教科書”]]]>

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