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ルイス・エンリケの株を下げた理由【第30節】バルセロナvsセルタ

徹底図解! 誰でもよくわかる サッカー戦術徹底図解! 誰でもよくわかる サッカー戦術

バルセロナ 3-0 セルタ

6分 1-0 ネイマール 30分 2-0 メッシ 67分 3-0 ネイマール バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのセルタ戦を3-0で制し、カンプ・ノウでのリーガ通算1000勝目を挙げた。 前回のセルタホームでの対戦でも0-3でバルセロナが勝利したが、このときは点差ほどの開きは無かった。しかし、今日の試合はバルセロナが点差以上の強さを見せた、というよりもセルタが強みを自分たちで消してしまった。

ポリシーを曲げてまさかのシステム変更

セルタは中心選手のラフィーニャやクローン・デリが欠場のため中盤で満足のいく構成が組めなかった。そのためかシステムもこれまで結果が出なくても継続してきた4-3-3ではなく、CBを3人にした5-3-2に変更。FWはエースのシャルレス、ノリートらではなく、サンティ・ミナ、アウグスト・フェルナンデスらを起用し、超守備的な布陣で挑んだ。

超守備的でも失点した理由

とにかく守ってカウンター勝負の狙いだったセルタ。実際、守ってからはバルセロナの穴である両サイドの前線にロングボールを送ってチャンスを作ろうとしていた。ここまでは計画通りだったが、開始早々にネイマールにゴールを許してゲームプランが崩れてしまった。 バルセロナ対策としてはサイドを捨てて中央に絞り込んで自陣深く守るのが鉄則だが、5バックにしたことで、ネイマールとサンチェスの両サイドの突破は防げたが、3人のCBがメッシのマークをあいまいにしてしまった。 さらに、バルセロナの中盤+両SBの5人の対策も本来であれば、中盤の3人+両サイドのFWも含めた5人で守るのだが、中盤の3人だけでしなければならなくなり、イニエスタらを中央でフリーにしてしまい、スルーパスを通されてしまった。 タラレバだが、いつもの4-3-3をベースにした4-5-1にして、過去にモウリーニョがレアル・マドリード時代にとっていたような中盤潰しでバルセロナに対抗した方が中盤で好きに回されずに良かったのではないだろうか。

今日の試合が今シーズン、将来に影響する

これまで4-3-3で攻撃的に戦う信念を頑なに守り続けてきたルイス・エンリケ監督は、その継続性がチームに浸透して後に結果が出てきた。その姿勢が評価されてきたのだが、相手がバルセロナとはいえ信念を曲げたうえに完敗ということで、彼の評価が落ちただけでなく、今後の戦い方で選手たちが疑念を抱き、その結果チームが崩壊する可能性もある。 守備的に戦うか、攻撃的に戦うか、チーム内で認識が統一されていないと、システムのバランスが崩れてDFラインと中盤に間が空いたりして失点してしまう事もある。 これまでのように攻撃的な姿勢を続けたいところだが、ゲームを作れるラフィーニャは怪我でまだ復帰できない。 ルイス・エンリケ監督の今後の采配が気になる。 [amazonjs asin=”4408454680″ locale=”JP” title=”徹底図解! 誰でもよくわかる サッカー戦術、フォーメーション事典 (LEVEL UP BOOK)”]]]>

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戦略に溺れたレアル・マドリード、相手を見抜いたバルセロナ【第10節】バルセロナvsレアル・マドリード

バルセロナ 2-1 レアル・マドリード 18分 1-0 ネイマール 78分 2-0 アレクシス・サンチェス 90分 2-1 ヘセ アンチェロッティはメッシのファルソ・ヌエベ(偽9番)対策として中盤の底にCBを据えた。マルティーノはそれを見越してポジションを代えて臨んだ事と、アンチェロッティがボランチに置いたのがセルヒオ・ラモスだったのが勝敗を分けた事を考えると、試合前からバルセロナの勝利が決まっていたのかもしれない。

【概要】メッシを意識しすぎて自分を見失ったレアル・マドリード

バルセロナのホーム、カンプ・ノウで行われたクラシコ。アウェイのレアル・マドリードはベイル、クリスティアーノ・ロナウド、ディ・マリアの3トップにモドリッチ、ケディラ、アンカーにはメッシのファルソ・ヌエベ(偽9番)対策としてセルヒオ・ラモスを置いた3ボランチの4-3-3で臨む。 アンカーにCBを置きバイタルエリアでのメッシ封じを予想していたバルセロナはCFにセスクを起用し、メッシは右FWへ、ネイマールを左FWで起用する。 バイタルエリアにとどまるメッシであればセルヒオ・ラモスも守りやすかったが、セスクは前後の動きが激しく、セスクの動きによって空いた中央のスペースをイニエスタがドリブルで切り込みチャンスを作る。 レアル・マドリードは中盤のプレスをかけようにもかわされずるずると押し込まれ、DFラインも下がってしいまい、レアル・マドリードPA手前でのプレーが多くなる。 18分のバルセロナの先制点も中央をドリブル突破したイニエスタが起点となり、ネイマールへパス。PA内でパスを受けたネイマールがDF2人を前にしながらもコンパクトな足の振りでシュート。これがDFに当たってコースが若干変わってゴールに吸い込まれる。 その後もバルセロナのプレスでレアル・マドリードは中盤でパスをつなげず苦戦するが、中盤を省略して前線へのロングボールでクリスティアーノ・ロナウドらの高速カウンターで打開しようとする。 そして前半終了間際にはカウンターからクリスティアーノ・ロナウドが左サイドをドリブル突破し、クロスをあげる。これにニアにケディラが飛び込んで合わせるもGKバルデスがファインセーブでピンチを防ぐ。 前半のボールポゼッションで見ると60対40、シュート数は5対3、チャンスも2対1と数字の上ではレアル・マドリードもカウンターで対抗していたように見えるが、実際のプレーではカウンターだけだった。 後半、レアル・マドリードはセルヒオ・ラモスに代えてイジャラメンディが入ると、イジャラメンディが底で組み立てることでそれまでその役を担っていたモドリッチが2列目に上がれて攻撃に厚みが出始める。 バルセロナはFWの足が止まり、逆に自陣に押し込まれ、中盤のパスもカットされてしまう。 そして70分にはベンゼマの落としをディ・マリアがPA内に走りこむクリスティアーノ・ロナウドへスルーパス。マスチェラーノが後ろから押し倒すもPKとはならない。その直後には後半途中にベイルに代わって出場したベンゼマがPA手前でパスを受けると反転して強烈なシュートを放つがバーに直撃。レアル・マドリードは最大のチャンスを逃す。 一方のバルセロナはマルティーノはセスクに代えて運動量の多いアレクシス・サンチェエスを投入すると、78分には前線へのスルーパスに走りこみ、GKの位置を見て絶妙なループシュートを決めて、試合を決定づける。 その後、レアル・マドリードは猛攻を仕掛ける。 後半のボールポゼッションは52対48だが、シュート数は7対7、チャンスは3対5とレアル・マドリードのほうが勝っていた。しかし、終了間際にクリスティアーノ・ロナウドがカウンターでドリブル突破し、スルーパスを受けたヘセがミドルシュートを決めて1点返すのがやっと。試合は2-1でバルセロナが逃げ切る。

【勝負の分かれ目】役立たずのセルヒオ・ラモス

メッシ対策として起用されたセルヒオ・ラモスだが、メッシがサイドに寄った事で役割がなくなってしまい、逆に中盤の底でスペースを潰すこともできず、イニエスタやセスクを捕まえ切れなかった。 攻撃でも起点になれず、モドリッチやケディラのサポートにも入れないため、サイドチェンジや戻すシーンがほとんど見られず、カウンター一辺倒になってしまった。 後半途中にイジャラメンディが入るとモドリッチが水を得た魚のように自由に動き回れたことからも、もっと早い時間から代えるか、中盤の潰し役としてCBのペペとポジションチェンジしても良かったのかもしれない。

【バルセロナの課題】前線の運動量

セスクやネイマールが前線で動ける時はボールポゼッションも高く楽な試合展開ができるが、足が止まるともともと守備が苦手、しない選手たちなのでとたんに劣勢に回ってしまう。 この試合ではアレクシス・サンチェスが活躍したように、本来は彼かペドロが右FWとして出場して他の選手の運動量を補うので問題ないが、この試合のようにメッシをCFではなくサイドで使うとそれをセスクがカバーしなければならない。そうなると早い時間帯でリードできないと終盤に苦しくなってしまうだろう。

【レアル・マドリードの課題】中盤の攻撃の形

前線にまで持っていければ個の力で打開できてしまうのが良くも悪くも今のレアル・マドリードだ。 そこに持っていくために中盤で攻撃を組み立てるのに苦労している。そのためにはモドリッチやイスコが鍵になるが、彼らが2列目になると彼らをサポートして攻撃の起点となる選手が必要になる。イジャラメンディやシャビ・アロンソが万全になれば問題ないだろうが、そこまでに勝ち点を失わないことが大事。 心との戦い方]]>

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戦略に溺れたレアル・マドリード、相手を見抜いたバルセロナ【第10節】バルセロナvsレアル・マドリード

バルセロナ 2-1 レアル・マドリード 18分 1-0 ネイマール 78分 2-0 アレクシス・サンチェス 90分 2-1 ヘセ アンチェロッティはメッシのファルソ・ヌエベ(偽9番)対策として中盤の底にCBを据えた。マルティーノはそれを見越してポジションを代えて臨んだ事と、アンチェロッティがボランチに置いたのがセルヒオ・ラモスだったのが勝敗を分けた事を考えると、試合前からバルセロナの勝利が決まっていたのかもしれない。

【概要】メッシを意識しすぎて自分を見失ったレアル・マドリード

バルセロナのホーム、カンプ・ノウで行われたクラシコ。アウェイのレアル・マドリードはベイル、クリスティアーノ・ロナウド、ディ・マリアの3トップにモドリッチ、ケディラ、アンカーにはメッシのファルソ・ヌエベ(偽9番)対策としてセルヒオ・ラモスを置いた3ボランチの4-3-3で臨む。 アンカーにCBを置きバイタルエリアでのメッシ封じを予想していたバルセロナはCFにセスクを起用し、メッシは右FWへ、ネイマールを左FWで起用する。 バイタルエリアにとどまるメッシであればセルヒオ・ラモスも守りやすかったが、セスクは前後の動きが激しく、セスクの動きによって空いた中央のスペースをイニエスタがドリブルで切り込みチャンスを作る。 レアル・マドリードは中盤のプレスをかけようにもかわされずるずると押し込まれ、DFラインも下がってしいまい、レアル・マドリードPA手前でのプレーが多くなる。 18分のバルセロナの先制点も中央をドリブル突破したイニエスタが起点となり、ネイマールへパス。PA内でパスを受けたネイマールがDF2人を前にしながらもコンパクトな足の振りでシュート。これがDFに当たってコースが若干変わってゴールに吸い込まれる。 その後もバルセロナのプレスでレアル・マドリードは中盤でパスをつなげず苦戦するが、中盤を省略して前線へのロングボールでクリスティアーノ・ロナウドらの高速カウンターで打開しようとする。 そして前半終了間際にはカウンターからクリスティアーノ・ロナウドが左サイドをドリブル突破し、クロスをあげる。これにニアにケディラが飛び込んで合わせるもGKバルデスがファインセーブでピンチを防ぐ。 前半のボールポゼッションで見ると60対40、シュート数は5対3、チャンスも2対1と数字の上ではレアル・マドリードもカウンターで対抗していたように見えるが、実際のプレーではカウンターだけだった。 後半、レアル・マドリードはセルヒオ・ラモスに代えてイジャラメンディが入ると、イジャラメンディが底で組み立てることでそれまでその役を担っていたモドリッチが2列目に上がれて攻撃に厚みが出始める。 バルセロナはFWの足が止まり、逆に自陣に押し込まれ、中盤のパスもカットされてしまう。 そして70分にはベンゼマの落としをディ・マリアがPA内に走りこむクリスティアーノ・ロナウドへスルーパス。マスチェラーノが後ろから押し倒すもPKとはならない。その直後には後半途中にベイルに代わって出場したベンゼマがPA手前でパスを受けると反転して強烈なシュートを放つがバーに直撃。レアル・マドリードは最大のチャンスを逃す。 一方のバルセロナはマルティーノはセスクに代えて運動量の多いアレクシス・サンチェエスを投入すると、78分には前線へのスルーパスに走りこみ、GKの位置を見て絶妙なループシュートを決めて、試合を決定づける。 その後、レアル・マドリードは猛攻を仕掛ける。 後半のボールポゼッションは52対48だが、シュート数は7対7、チャンスは3対5とレアル・マドリードのほうが勝っていた。しかし、終了間際にクリスティアーノ・ロナウドがカウンターでドリブル突破し、スルーパスを受けたヘセがミドルシュートを決めて1点返すのがやっと。試合は2-1でバルセロナが逃げ切る。

【勝負の分かれ目】役立たずのセルヒオ・ラモス

メッシ対策として起用されたセルヒオ・ラモスだが、メッシがサイドに寄った事で役割がなくなってしまい、逆に中盤の底でスペースを潰すこともできず、イニエスタやセスクを捕まえ切れなかった。 攻撃でも起点になれず、モドリッチやケディラのサポートにも入れないため、サイドチェンジや戻すシーンがほとんど見られず、カウンター一辺倒になってしまった。 後半途中にイジャラメンディが入るとモドリッチが水を得た魚のように自由に動き回れたことからも、もっと早い時間から代えるか、中盤の潰し役としてCBのペペとポジションチェンジしても良かったのかもしれない。

【バルセロナの課題】前線の運動量

セスクやネイマールが前線で動ける時はボールポゼッションも高く楽な試合展開ができるが、足が止まるともともと守備が苦手、しない選手たちなのでとたんに劣勢に回ってしまう。 この試合ではアレクシス・サンチェスが活躍したように、本来は彼かペドロが右FWとして出場して他の選手の運動量を補うので問題ないが、この試合のようにメッシをCFではなくサイドで使うとそれをセスクがカバーしなければならない。そうなると早い時間帯でリードできないと終盤に苦しくなってしまうだろう。

【レアル・マドリードの課題】中盤の攻撃の形

前線にまで持っていければ個の力で打開できてしまうのが良くも悪くも今のレアル・マドリードだ。 そこに持っていくために中盤で攻撃を組み立てるのに苦労している。そのためにはモドリッチやイスコが鍵になるが、彼らが2列目になると彼らをサポートして攻撃の起点となる選手が必要になる。イジャラメンディやシャビ・アロンソが万全になれば問題ないだろうが、そこまでに勝ち点を失わないことが大事。 心との戦い方]]>

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戦略に溺れたレアル・マドリード、相手を見抜いたバルセロナ【第10節】バルセロナvsレアル・マドリード

バルセロナ 2-1 レアル・マドリード 18分 1-0 ネイマール 78分 2-0 アレクシス・サンチェス 90分 2-1 ヘセ アンチェロッティはメッシのファルソ・ヌエベ(偽9番)対策として中盤の底にCBを据えた。マルティーノはそれを見越してポジションを代えて臨んだ事と、アンチェロッティがボランチに置いたのがセルヒオ・ラモスだったのが勝敗を分けた事を考えると、試合前からバルセロナの勝利が決まっていたのかもしれない。

【概要】メッシを意識しすぎて自分を見失ったレアル・マドリード

バルセロナのホーム、カンプ・ノウで行われたクラシコ。アウェイのレアル・マドリードはベイル、クリスティアーノ・ロナウド、ディ・マリアの3トップにモドリッチ、ケディラ、アンカーにはメッシのファルソ・ヌエベ(偽9番)対策としてセルヒオ・ラモスを置いた3ボランチの4-3-3で臨む。 アンカーにCBを置きバイタルエリアでのメッシ封じを予想していたバルセロナはCFにセスクを起用し、メッシは右FWへ、ネイマールを左FWで起用する。 バイタルエリアにとどまるメッシであればセルヒオ・ラモスも守りやすかったが、セスクは前後の動きが激しく、セスクの動きによって空いた中央のスペースをイニエスタがドリブルで切り込みチャンスを作る。 レアル・マドリードは中盤のプレスをかけようにもかわされずるずると押し込まれ、DFラインも下がってしいまい、レアル・マドリードPA手前でのプレーが多くなる。 18分のバルセロナの先制点も中央をドリブル突破したイニエスタが起点となり、ネイマールへパス。PA内でパスを受けたネイマールがDF2人を前にしながらもコンパクトな足の振りでシュート。これがDFに当たってコースが若干変わってゴールに吸い込まれる。 その後もバルセロナのプレスでレアル・マドリードは中盤でパスをつなげず苦戦するが、中盤を省略して前線へのロングボールでクリスティアーノ・ロナウドらの高速カウンターで打開しようとする。 そして前半終了間際にはカウンターからクリスティアーノ・ロナウドが左サイドをドリブル突破し、クロスをあげる。これにニアにケディラが飛び込んで合わせるもGKバルデスがファインセーブでピンチを防ぐ。 前半のボールポゼッションで見ると60対40、シュート数は5対3、チャンスも2対1と数字の上ではレアル・マドリードもカウンターで対抗していたように見えるが、実際のプレーではカウンターだけだった。 後半、レアル・マドリードはセルヒオ・ラモスに代えてイジャラメンディが入ると、イジャラメンディが底で組み立てることでそれまでその役を担っていたモドリッチが2列目に上がれて攻撃に厚みが出始める。 バルセロナはFWの足が止まり、逆に自陣に押し込まれ、中盤のパスもカットされてしまう。 そして70分にはベンゼマの落としをディ・マリアがPA内に走りこむクリスティアーノ・ロナウドへスルーパス。マスチェラーノが後ろから押し倒すもPKとはならない。その直後には後半途中にベイルに代わって出場したベンゼマがPA手前でパスを受けると反転して強烈なシュートを放つがバーに直撃。レアル・マドリードは最大のチャンスを逃す。 一方のバルセロナはマルティーノはセスクに代えて運動量の多いアレクシス・サンチェエスを投入すると、78分には前線へのスルーパスに走りこみ、GKの位置を見て絶妙なループシュートを決めて、試合を決定づける。 その後、レアル・マドリードは猛攻を仕掛ける。 後半のボールポゼッションは52対48だが、シュート数は7対7、チャンスは3対5とレアル・マドリードのほうが勝っていた。しかし、終了間際にクリスティアーノ・ロナウドがカウンターでドリブル突破し、スルーパスを受けたヘセがミドルシュートを決めて1点返すのがやっと。試合は2-1でバルセロナが逃げ切る。

【勝負の分かれ目】役立たずのセルヒオ・ラモス

メッシ対策として起用されたセルヒオ・ラモスだが、メッシがサイドに寄った事で役割がなくなってしまい、逆に中盤の底でスペースを潰すこともできず、イニエスタやセスクを捕まえ切れなかった。 攻撃でも起点になれず、モドリッチやケディラのサポートにも入れないため、サイドチェンジや戻すシーンがほとんど見られず、カウンター一辺倒になってしまった。 後半途中にイジャラメンディが入るとモドリッチが水を得た魚のように自由に動き回れたことからも、もっと早い時間から代えるか、中盤の潰し役としてCBのペペとポジションチェンジしても良かったのかもしれない。

【バルセロナの課題】前線の運動量

セスクやネイマールが前線で動ける時はボールポゼッションも高く楽な試合展開ができるが、足が止まるともともと守備が苦手、しない選手たちなのでとたんに劣勢に回ってしまう。 この試合ではアレクシス・サンチェスが活躍したように、本来は彼かペドロが右FWとして出場して他の選手の運動量を補うので問題ないが、この試合のようにメッシをCFではなくサイドで使うとそれをセスクがカバーしなければならない。そうなると早い時間帯でリードできないと終盤に苦しくなってしまうだろう。

【レアル・マドリードの課題】中盤の攻撃の形

前線にまで持っていければ個の力で打開できてしまうのが良くも悪くも今のレアル・マドリードだ。 そこに持っていくために中盤で攻撃を組み立てるのに苦労している。そのためにはモドリッチやイスコが鍵になるが、彼らが2列目になると彼らをサポートして攻撃の起点となる選手が必要になる。イジャラメンディやシャビ・アロンソが万全になれば問題ないだろうが、そこまでに勝ち点を失わないことが大事。 心との戦い方]]>

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称賛された捨てる守備【第9節】オサスナvsバルセロナ

オサスナ 0-0 バルセロナ 詳細レポートはオサスナ 対 バルセロナ リポート(goal.com)で。 バルセロナが終始主導権を握り、何度もサイドをえぐったが、ゴール前のCBを釣り出せなければ勝てない。 オサスナは守りっぱなしだったが徹底した守備は観客の心に刺さっていてブーイングが出なかったのが印象的だった。

【概要】バルセロナが押し続けた90分

ホームオサスナは18位。ただ、開幕3連敗で監督解任した後は2勝2敗と調子は上向き中。 しかも、ここパンプローナではバルセロナ相手に11勝13敗11分と善戦している。昨シーズンは1-2で逆転負けを喫したが、一昨シーズンは3-2で勝利しており、バルセロナを苦手としていない。 とはい開幕8連勝中で勢いに乗るアウェイのバルセロナはピケとダニ・アウベスこそ休養のためベンチ外だが、負傷明けのメッシとマスチェラーノがベンチ入りし、プジョルがスタメンに復帰、国際試合Weekでアジア遠征したネイマールは左FWでスタメン出場し、ファルソ・ヌエベ(偽9番)の位置にはセスクが入る。 試合は終始バルセロナが押し続ける展開。右サイドはモントーヤがダニ・アウベス並みのオーバーラップを見せて幾度となくPA内に侵入してクロスを送れば、左サイドではネイマールがドリブルでカットインしてチャンスを演出する。 しかし、オサスナにとってみれば想定の範囲内。 4-4-2の3つのラインがきっちり揃い、中盤ではDFラインを高くしてバイタルエリアにボールを入れさせず、押し込まれても中央はDHやCBのスペースやパスコースを消す。セスクの飛び出しにはアリーバス、ロティエスの両CBが体を張って動きをブロックし、ネイマールのドリブルには右SBベルトランやDHシルバらが3人がかりで食らいつき、とにかく中央では自由にプレーをさせない。 後半に入ってもオサスナの守備は集中が切れずにバルセロナに得点を許さずにいると、業を煮やしたバルセロナは67分にシャビに代えてメッシを投入する。メッシがバイタルエリアに入ることでオサスナ守備陣は一層中央に寄ってしまう。バルセロナはがら空きになったサイドを突いたり、2列目に下がってフリーになったセスクが前線に上がって決定機を迎えるも、オサスナからゴールを奪えない。 実質、引き分け狙いだったオサスナはカウンター時もバルセロナカンテラ育ちのCFリエラやデ・ラス・クエバス、ロベルト・トーレスの3枚しか攻撃に参加せず押し上げは一切ないため、枠内シュートはわずかに1本。後半は78%、前後半合計でも74%のボールポゼッションのバルセロナだったが、試合はスコアレスドローに終わる。

【勝負の分かれ目】サイドを捨てたオサスナ守備陣

この日のバルセロナはゴール正面からの崩しがほとんど見られなかった。60分にイニエスタからセスクへのスルーパスが最大にしてほぼ唯一のチャンスだったがこれはセスクがGKとの1対1でシュートを外してしまった。 中央から崩せなかったのにはオサスナがサイドの守備を捨てたことにある。オサスナの両SBベルトランとダミアーはネイマールとペドロには徹底マークしていたが、SBのモントーヤやアドリアーノが上がってきても味方とのマークの受け渡しはほとんどしなかった。モントーヤには何度もクロスを入れられたが、CBが釣り出されることは無かったのでセスクやネイマールを封じる事ができた。 メッシが投入されてからはオサスナDFラインが下がってしまい中盤とのスペースが空き始めたが、何とか乗り切った。

【オサスナの課題】カウンターの二次攻撃

今シーズンバルセロナから初めて勝ち点を奪った事は評価できる。しかし、攻撃に関してはシュート4本と打つ手がほとんどなかった。これはカウンターでリエラやトーレスが突破するもシュートまで行けなかった時に、味方のフォローが無い事が原因である。 この日は両SBが守備に回る時間が長く、また逆に攻撃を食らうリスクもあるため、オーバーラップは現実的でなかった。しかし、DHの1枚は攻撃に加われば、逆サイドへの展開や中央突破ができるので、攻撃時間が増えて守備陣も疲労が軽減されるはずだ。

【バルセロナの課題】サイド攻略法のバリエーション

これまでのバルセロナはサイド突破といえば、サイドから中央へのドリブル突破やワンツーなどが主で、サイドからのクロスは決して多くない。この試合のようにCBを釣り出せないとなるとCFはフリーになれず得点の可能性は低くなる。 そのため、FW、MF、SBを使ってCBを釣り出すサイド攻略かサイドからのクロスをマイナス気味にしてCFではなく、MFに合わせる方法が考えられる。 メッシをおとりにすることでチャンスは格段に広がるだろう。 禅、捨てる生き方]]>

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メッシ欠場による課題は9番ではない?【第8節】バルセロナvsバジャドリー

バルセロナ 4-1 バジャドリー 10 0-1 ハビ・ゲレラ 14 1-1 アレクシス・サンチェス 52 2-1 シャビ 64 3-1 アレクシス・サンチェス 70 4-1 ネイマール 7連勝中のバルセロナと1勝3分3敗のバジャドリーに完勝した。 メッシ欠場のバルセロナはネイマールを中央に、左FWにテージョ、右にアレクシス・サンチェスを置く新布陣にチャレンジ。 ネイマール9番はひとまず成功。右FWもアレクシス・サンチェスが積極的に仕掛けて2得点でペドロとのポジション争いが激化する。 問題は左FW。テージョ精度の問題。ここが万全になればネイマール9番は使える。 守備はCKから長身FWハビ・ゲレラのヘディングシュートで先制され、セットプレーの弱点は相変わらず。マスチェラーノ、プジョールの怪我でバルトラを使わざるを得ない状況だが、これをポジティブに考えて彼が成長できればバルセロナの弱点を解消できるはず。

ネイマールCFの新布陣は次第点

メッシの負傷欠場でこの試合で初めてネイマールがCFに入り、左FWにはテージョが起用された。 これまではCFにセスクが起用されることがあった。セスクは中盤での組み立てに参加でき、前線にも飛び出せるので機能していたが、ネイマールはボールをキープできて個人でも仕掛けられるので、この試合でも序盤こそ得点できなかったが途中から中央でテンポの良いパス回しとドリブル突破でバジャドリー守備を混乱させた。 ネイマールはセスクよりもメッシとタイプが似ているので、ネイマールをCFに起用したほうがチームとして機能するだろう。

テージョの成長がバルサ三冠の鍵

ネイマールをCFに起用すべきもう1つの理由として、中盤のローテーションにある。バルセロナの攻撃的MFはイニエスタ、シャビ、セスクの3人を中心にして2つのポジションを回している。 若手のジョナタン・ドス・サントスやセルジ・ロベルトがいるものの積極的に起用するのはなかなか難しい。そこでセスクを前線で起用するとなるとシャビやイニエスタに負担がかかってしまうため、セスクはできるだけ中盤で起用してローテーションで回せるようにしたいところだ。 そうなると出場機会に恵まれているテージョがこの期間で結果を出せれば、ネイマール、メッシのどちらかが欠場してもテージョを心配なく左FWで起用できる。 右FWはこの日も2得点のアレクシス・サンチェスが好調なので、ペドロとの併用で心配無い。

バルトラの成長とピケの復調

バルセロナが三冠獲得に向けてもうひとつの不安材料がCBだ。現在、プジョールは長期離脱中、マスチェラーノも負傷欠場なため、若手のバルトラが起用されている。 才能は誰もが認めるところで先発出場したここ2試合でも1失点と次第点だが、まだGKバルデスに助けられている場面も多い。 また、ピケも以前に比べると不安定になってきているため、その面も含めてバルトラが成長すればマスチェラーノとピケ、そしてプジョールの4選手で回せるようになる。そうなるとピケもうかうかできなくなり以前のプレーを取り戻せるはずだ。 この夏のチアゴ・シウバやマルキーニョスをはじめ数シーズンCBを補強できなかったバルセロナにとって最後の砦ともいえるバルトラが、今年のバルセロナの優勝の鍵を握るだろう。 ]]>

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メッシ欠場による課題は9番ではない?【第8節】バルセロナvsバジャドリー

バルセロナ 4-1 バジャドリー 10 0-1 ハビ・ゲレラ 14 1-1 アレクシス・サンチェス 52 2-1 シャビ 64 3-1 アレクシス・サンチェス 70 4-1 ネイマール 7連勝中のバルセロナと1勝3分3敗のバジャドリーに完勝した。 メッシ欠場のバルセロナはネイマールを中央に、左FWにテージョ、右にアレクシス・サンチェスを置く新布陣にチャレンジ。 ネイマール9番はひとまず成功。右FWもアレクシス・サンチェスが積極的に仕掛けて2得点でペドロとのポジション争いが激化する。 問題は左FW。テージョ精度の問題。ここが万全になればネイマール9番は使える。 守備はCKから長身FWハビ・ゲレラのヘディングシュートで先制され、セットプレーの弱点は相変わらず。マスチェラーノ、プジョールの怪我でバルトラを使わざるを得ない状況だが、これをポジティブに考えて彼が成長できればバルセロナの弱点を解消できるはず。

ネイマールCFの新布陣は次第点

メッシの負傷欠場でこの試合で初めてネイマールがCFに入り、左FWにはテージョが起用された。 これまではCFにセスクが起用されることがあった。セスクは中盤での組み立てに参加でき、前線にも飛び出せるので機能していたが、ネイマールはボールをキープできて個人でも仕掛けられるので、この試合でも序盤こそ得点できなかったが途中から中央でテンポの良いパス回しとドリブル突破でバジャドリー守備を混乱させた。 ネイマールはセスクよりもメッシとタイプが似ているので、ネイマールをCFに起用したほうがチームとして機能するだろう。

テージョの成長がバルサ三冠の鍵

ネイマールをCFに起用すべきもう1つの理由として、中盤のローテーションにある。バルセロナの攻撃的MFはイニエスタ、シャビ、セスクの3人を中心にして2つのポジションを回している。 若手のジョナタン・ドス・サントスやセルジ・ロベルトがいるものの積極的に起用するのはなかなか難しい。そこでセスクを前線で起用するとなるとシャビやイニエスタに負担がかかってしまうため、セスクはできるだけ中盤で起用してローテーションで回せるようにしたいところだ。 そうなると出場機会に恵まれているテージョがこの期間で結果を出せれば、ネイマール、メッシのどちらかが欠場してもテージョを心配なく左FWで起用できる。 右FWはこの日も2得点のアレクシス・サンチェスが好調なので、ペドロとの併用で心配無い。

バルトラの成長とピケの復調

バルセロナが三冠獲得に向けてもうひとつの不安材料がCBだ。現在、プジョールは長期離脱中、マスチェラーノも負傷欠場なため、若手のバルトラが起用されている。 才能は誰もが認めるところで先発出場したここ2試合でも1失点と次第点だが、まだGKバルデスに助けられている場面も多い。 また、ピケも以前に比べると不安定になってきているため、その面も含めてバルトラが成長すればマスチェラーノとピケ、そしてプジョールの4選手で回せるようになる。そうなるとピケもうかうかできなくなり以前のプレーを取り戻せるはずだ。 この夏のチアゴ・シウバやマルキーニョスをはじめ数シーズンCBを補強できなかったバルセロナにとって最後の砦ともいえるバルトラが、今年のバルセロナの優勝の鍵を握るだろう。 ]]>