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スペシャライズドS-WORKS 6は前作以上のパフォーマンス

S-WORKSの新作 S-WORKS SHOES 6 S-WORKSのシューズの2016シーズンは新作が登場しました。そもそもこのシューズは前作自体がめちゃくちゃ良いので2足持っているくらいですが、「これ以上良くするとしたらヒールくらいかなぁ」と思っていました。

ヒールとソールを強化

スペシャライズドのホームページには
次世代のシューズS-Works 6の長所は、要約すれば「爆発的なスピード」と「極上の快適性」というシンプルな2つのフレーズで表せます。スピードを生むのは、すばらしいフィットと、足とペダルのしっかりした繋がりです。それによって高い出力効率とペダルへのパワー伝達が実現されるからです。新しいPadLockヒールは、アッパーに使用された革新的な軽量・強靭素材との組み合わせで、驚くほどぴったりなじむフィット感を提供します。こうして、ライダーが力を入れて漕いだ時に足からのエネルギーをより多くペダルに伝えるシューズが誕生しました。さらに2個のBoa®クロージャシステムの伝説的な性能と調節能力が加わったS-Works 6は、もはや単なるシューズではなく、バイクが最高の効率で働けるように手助けしてくれる相棒です。 Body Geometryソールとフットベッドは人間工学を生かした設計で、股関節と膝と足の位置関係を最適にすることでパワーを増大させ、効率性を上げ、怪我のリスクを減らすことが科学的に実証済み。 当社で最も剛性が高く最も軽いFACT Powerline™(特許出願中)カーボンプレートを使用し、最大限のパワー伝達を実現。硬度指数13.0。
と書かれているように、注目する最大のポイントはやっぱりヒール、それとソールのようです。フィット感に関しては、もともとこのシューズは2個のBoaで足の甲から裏を包み込むようにぴったりフィットさせるので、シューズの中で足が動くという事がほとんどありませんでした。新作もこのあたりはしっかりと踏襲しているようです。

ヒールの固定感で力が入りやすい

スペシャライズドの試乗会でVenge ViASやTarmacと一緒にこの新作シューズも履くことができたので、1時間ほど履いて走ってみました。 フィット感は前作と同様に足がずれる事がなく、全体的に均等に包み込んでくれる感じでマジックテープや紐で縛るシューズと比べて隙間がほとんどないです。前作から履いてるのでこのへんは大きな感動はありませんでしたが、初めて履く人はこれにビックリすると思います。 一番驚いたのがヒール部分です。外観からもわかるように、ヒール部分が堅い素材でできているので、かかとをしっかりヒール部分に固定させて履くとズレたりしません。私はかかとが他人よりも小さいので、普通のシューズを履くとかかとがぱかぱか浮いてしまいます。だから足首部分を思いっきり固定させないといけないのですが、きつく固定してしまうと1時間くらいライドしていると足首あたりに痛みがでたり、ベロ部分が足首にあたって擦れて靴擦れが起きてしまいます。ですが、新作はヒールがしっかり固定されるので足首をきつく締める必要が無いので大満足です! しかも、ヒールが固定されると足裏全体でペダルに力が加えられるようになり(プラシーボ効果かもしれませんが)、アンクリングが減ったように感じます。

費用対効果抜群なシューズ

前作を履いて走ったら100kmで3分以上変わる試算になったように、このシューズは他のシューズよりも印象だけでなく実際にパフォーマンスを上げられるシューズでした。 今回はタイム測定はできませんでしたが、フィット感や力のかけ具合は前作以上だったので、さらに良いパフォーマンスが出るに違いないでしょう。 1万円程度のシューズでも良いかもしれませんが、ホイールに10万円以上かけられる人であれば、シューズもS-WORKSを選んでみることをおすすめします。]]>

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インプレ パーツ

スペシャライズドのヘルメットEVADEとPREVAILが快適すぎる!!

S-WORKS VENGE ViASやTarmacなどを試乗した際に、ヘルメットも試着しました。今使っている某メーカーのヘルメットと比べてビックリするくらい良かったです。

46秒短縮させるスプリント系ヘルメットEVADE

S-WORKS Evade ヘルメットまず最初に試着したのが、EVADE。 S-WORKS VENGE ViASでも話題になった自社内の風洞実験施設でテストを重ねた結果、先進的な空力学特性と超軽量の構造を導き出し、標準的なロードヘルメットと比べて40㎞走った場合のタイムを46秒短縮するという。 引用元:スペシャライズド・ジャパン 重量は約300gと少々重いと思ったが、実際に持ったりかぶると重さはまったく感じず、むしろ「これで300g?」と思ってしまった。 今回はわずか20分程度しか走らなかったので、顕著な違いはわからなかったものの、下りなどで高速時に前傾姿勢になっても、頭に風が当たって押される感じは全くなかったです。また、蒸れなどもなく通気性も特に気にならなかったです。 レースなどで1秒単位で争う人にはもちろんおすすめですが、デメリットは全くないのでレース以外がメインの人にもおすすめです。

快適&軽さで誰にでもおすすめできるPREVAIL

s-works-prevailもう1つはPREVAIL。見て分かるように穴がたくさんあるので通気性や軽さは文句なく、EVADEでも十分軽さを感じられたが、PREVAILはさらに軽く約200g。試着すると「こんなに軽くて大丈夫?」と心配したくなるほどの軽さ。しかし、手でガンガン叩いても問題ないので大丈夫なのでしょう。EVADEと比べてかぶり具合がやや浅い感じもしますがフィット感も申し分ないです。 走ってみると風が頭の中をすり抜けるような感じで通気性は抜群。スペシャライズドが「究極の軽量レーシングヘルメット」と自画自賛するのも納得できます。 引用元:スペシャライズド・ジャパン 約3万円とヘルメットにしては高い部類ですが、ヘルメットはほとんど買い替えないうえに、目立つアイテムなので、これらを1つ持っておくと性能だけでなく周りからも「おぉっ、スペシャ?!」と注目を集める事間違いありません!! 特に、S-WORKSに乗る人はシューズと合わせてヘルメットも一式S-WORKSでそろえてみてはいかがでしょうか? コンタドール]]>

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格闘技

ハファエル・ドス・アンジョスがドナルド・セラーニを秒殺

ハファエル・ドス・アンジョスvsドナルド・セラーニハファエル・ドス・アンジョスvsドナルド・セラーニ2015年最後のUFCとなったUFC on FOX17のメイン・イベントはライト級王者ハファエル・ドス・アンジョスにランキング2位で現在8連勝中で勢いに乗るドナルド・セラーニが挑むライト級タイトルマッチが行われた。 ライト級が今もっとも混沌としている事は「UFC on FOX17はライト級が熱い!!」で紹介したが、グラウンドを得意とするドス・アンジョスに対して、打撃主体のセラーニとスタイルが真逆でしかも両者ともに判定までもつれる試合が多いので、この試合もどちらが勝つかは全く予想できなかった。

開始早々のドス・アンジョスの先手必勝がすべて

リーチではセラーニの方が約5㎝上回るので、序盤はセラーニの打撃をドス・アンジョスがどうかいくぐるかがポイントになるかと思われた。 しかし、予想が外れる。 ドス・アンジョスは開始最初の攻撃で近距離から素早い踏み込で左ストレートをセラーニの顔面にヒットさせる。もろに受けたセラーニは崩れ落ちそうになるが何とか持ちこたえて反撃しようとする。 だが、足腰が不安定で打撃にも力が入っていないセラーニ。この時点でもう勝負はあった。チャンスを見逃さないドス・アンジョスは続けてパンチを放つ。セラーニは苦し紛れのタックルをしかけるも、ドス・アンジョスは背後に回ってパウンドを連打し、すぐにレフリーが止めた。 開始からわずか1分6秒で2年前の雪辱を晴らした。

思い出させるヘンダーソン戦

卓越したグラウンドテクニックとフェンス際でのテイクダウンの見事な奪い方が印象的なドス・アンジョス。TKO勝利も少ないが、何気に打撃も上手で、アンソニー・ペティスを破ったタイトルマッチでも左ストレートや左右のミドルキックでペティスになかなか組ませなかった。また、2014年にはKO負けしたことのなかったベン・ヘンダーソンにも左フックで勝利している。 今回のセラーニ戦でも奇襲というよりも開始から真っ向勝負といった感じでセラーニと正対していた事からも打撃には自信がある事がうかがえる。

今後のライト級はマクレガーとの階級を超えた戦い?

ドス・アンジョスが初防衛を成功したことで、今後のライト級挑戦者は2016年1月に行われる前王者アンソニー・ペティス対4位エディー・アルバレスの勝者か現在3位で過去にドス・アンジョスに勝利しているハビブ・ヌルマゴメドフあたりが有力だろう。 ただ、1階級下のフェザー級の新王者のコナー・マクレガーが対戦を希望しており、これに対しドス・アンジョスも試合後に「来るなら構わないがこれは僕の階級だ。ブラジルでもアイルランドでもやってもいいがベルトは渡さない」と返しているので、どうなるか? 個人的にはマクレガーもドス・アンジョスも前王者とのリマッチがまだ済んでいないので、両者の対戦はまだまだかなり先になるのでは?と予想する。]]>

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インプレ ロードバイク

S-WORKS Roubiax SL4 DISC DI2に乗ってみた(インプレ)

S-WORKS RoubaixS-WORKS Roubaix

S-Works Roubaix SL4 Disc Di2は石畳から生まれたバイク。パリ~ルーベで何回も優勝し、悪路を走る他のプロのサイクリングレースでも一度ならず栄冠に輝いたことで知られるS-Works Roubaixは、エンデュランスレース用バイクの金字塔であることを繰り返し証明してきました。SPECIALIZED独自のS-Works SL4 FACT 11rカーボン製フレームとフォーク、伝説的な性能を誇るシマノDi2電子式ビルドキットと油圧式ディスクブレーキを備えたS-Works Roubaix SL4は、レースで実力を証明された究極のマシンです。 引用元:スペシャライズド・ジャパン
TarmacやVengeと比べてトップチューブが長いようで、ゆったりとした乗り方になります。そのおかげで乗り心地は良いのですが、TarmacVenge ViASも振動吸収性が良くなっているので、よほど荒れた路面でなければRoubiaxの恩恵を最大限に受けるのは難しいのでは・・・。 Roubiaxの目的がエンデューロやロングライド向けなので、タイムトライアルやヒルクライムといったものを求めていない人には最適ですが、そもそもそういう人がわざわざS-WORKSという高額バイクを買う必要があるか?という疑問が出てきますね。 という事で、S-WORKS Roubiaxは使い道に悩むバイクと感じました。 ]]>

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格闘技

UFC on FOX17はライト級が熱い!!

ハファエル・ドス・アンジョスハファエル・ドス・アンジョス2015年12月20日に行われるUFCファイトナイト(UFC on FOX17)はライト級タイトルマッチのハファエル・ドス・アンジョスの初防衛戦に、 恐らく次期タイトル挑戦権を争うヘビー級2位のジュニオール・ドス・サントスvs9位アリスター・オーフレイムというビックマッチに、さらにはライト級6位のマイケル・ジョンソンvs15位のネイト・ディアスという豪華な対戦が組まれている。

最も混沌とするライト級

今回のUFCファイトナイトではメインカードでライト級の試合が2試合組まれているが、今ライト級が最も王座争いが白熱している。ジョゼ・アルドやクリス・ワイドマンをはじめ最近は王座交代がさまざまな階級で起こっているが、それでもライト級が熱いのには理由がある。 ハファエル・ドス・アンジョスは2015年3月にアンソニー・ペティスから王座を奪取して今回は初防衛戦となるが、 2010年以降の各階級の王者と防衛回数を見ると、フライ級王者デメトリアス・ジョンソンのように上位ランカーの挑戦をすべて退けているケースもあれば、ヘビー級のように防衛回数こそ少ないもののほかのランカーには勝利して上位数名が抜きんでているケース、ライトヘビー級のダニエル・コーミエやミドル級のルーク・ロックホールドのように王者になる前に上位ランカーをすでに倒して実力を証明しているケースなど、王者の強さを証明している場合が多い。

2010年以降の王者の防衛回数

(2010年より前から防衛中の王者については2010年以前の防衛回数を含めています。)

ヘビー級

ケイン・ベラスケス 0回 6勝2敗 ジュニオール・ドス・サントス 1回 8勝2敗 ケイン・ベラスケス 2回 6勝2敗 ファブリシオ・ヴェウドゥム 0回※ 7勝1敗

ライトヘビー級

リョート・マチダ 1回 6勝7敗 マウリシオ・ショーグン 0回 5勝6敗 ジョン・ジョーンズ 8回 12勝0敗 ダニエル・コーミエ 1回※ 16勝1敗

ミドル級

アンデウソン・シウバ 10回 6勝2敗 クリス・ワイドマン 3回 11勝1敗 ルーク・ロックホールド 0回※ 9勝1敗

ウェルター級

ジョルジュ・サンピエール 9回 6勝0敗 ジョニー・ヘンドリックス 0回 10勝3敗 ロビー・ローラー 1回※ 10勝5敗

ライト級

BJ・ペン 3回 1勝5敗 フランク・エドガー 3回 7勝3敗 ベンソン・ヘンダーソン 3回 13勝4敗 アンソニー・ペティス 1回 9勝2敗 ハファエル・ドス・アンジョス 0回※ 12勝3敗

フェザー級

ジョゼ・アルド 7回 9勝1敗 コナー・マクレガー 0回※ 16勝1敗

バンタム級

ドミニク・クルーズ 2回 6勝0敗 ヘナン・バラオン 3回 11勝2敗 TJ・ディラショー 2回※ 12勝2敗

フライ級

デメトリアス・ジョンソン 7回※ 14勝2敗 ※現王者(2015年12月18日時点)

今後が予想できないライト級

ライト級は、BJ・ペンやフランク・エドガーといった絶対的王者が過去にはいたものの、最近ではベンソン・ヘンダーソンはエドガーに勝利したが、前王者のアンソニー・ペティスや現王者ファエル・ドス・アンジョスに敗れ、ドナルド・セラーニにも1度敗れている。ペティスもドス・アンジョスに完敗し、過去にはフェザー級14位のクレイ・グイダ(元SFライト級王者、川尻、五味、日沖に勝利)に敗れたことがある。 ちなみにドス・アンジョスもグイダやライト級3位で無敗のハビブ・ヌルマゴメドフにも敗れているため、今回ドス・アンジョスがドナルド・セラーニを倒して初防衛をしても、ドス・アンジョスも安泰ではない。逆にセラーニが勝利しても、セラーニは過去にペティスやヘンダーソン、この日に出場するネイト・ディアスにも敗れており、さらにはルマゴメドフとは未対戦なので対戦候補はたくさんいるのだ。 こんな、今後が最も予想できないライト級が面白くてたまりませんか?]]>

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格闘技

UFC王者が続けて王座陥落する理由

ロンダ・ラウジーロンダ・ラウジー

UFCの防衛失敗が続く

先日のUFC195でクリス・ワイドマンとジョゼ・アルドが2人そろってタイトル防衛に失敗したが、最近王者が防衛に失敗する試合が多い。
  • アンソニー・ペティス(UFC 185 vs ハファエル・ドス・アンジョス)
  • ケイン・ベラスケス(UFC 188 vs ファブリシオ・ヴェウドゥム)
  • ロンダ・ラウジー(女子バンタム級 UFC 193 2015/11/14 vs ホーリー・ホルム)
  • クリス・ワイドマン(ミドル級 UFC 194 vs ルーク・ロックホールド)
  • ジョゼ・アルド(UFC194 vs コナー・マクレガー)
アンソニー・ペティスは防衛は1回していないが、ロンダ・ラウジーは5回、ジョゼ・アルドは6回防衛してきた。2人ともUFCのパウンド・フォー・パウンドでも上位にいる選手なので、まさか負けるはずは多くのファンが思っていなかったでしょう。 一方、最近王者が防衛に成功した主な試合は以下になる。
  • UFC193 ヨアナ・イェンジェイチック vs ヴァレリー・ルトーノー
  • UFC192 ダニエル・コーミエ vs グスタフソン
  • UFC191 デメトリアス・ジョンソン vs ジョン・ドッドソン
  • UFC190 ロンダ・ラウジー vs ベチ・コヘイア
  • UFCファイトナイト TJディラショー vs ヘナン・バラオン
  • UFC189 ロビー・ローラー vs ローリー・マクドナルド
  • UFC189 コナー・マクレガー vs チャド・メンデス
  • UFCファイトナイト ヨアナ・イェンジェイチック vs ジェシカ・ペネー
  • UFC187 ダニエル・コーミエ vs アンソニー・ジョンソン
  • UFC187 クリス・ワイドマン vs ビクトー・ベウフォート

なぜ王者は防衛できなかったのか?

防衛に失敗した試合を分類すると、
  1. 油断
  2. 本来の実力
  3. 流れ・対策
の3つに分けられる。 1油断は、ジョゼ・アルドが当てはまる。2本来の実力ではアンソニー・ペティスのように、強いながらも経験や実力が足りず、ラファエル・ドス・アンジョスの方が元々強いというケースだ。 3流れ・対策がここ最近の特徴だろう。 過去6回も防衛してきたロンダ・ラウジーはサブミッション、投げなどを得意としており、ほとんどの試合が1Rで組み、投げからのサブミッションかパウンドで勝利している。誰もがこの流れに付き合ってはいけないと思うが、ロンダ・ラウジーの突進力に負けて首相撲から秒殺されていた。 ロンダ・ラウジーに勝利したホリー・ホルムはボクシング時代は18度世界王者に輝いた世界3階級制覇王者でボクシング界ではスーパースターだ。総合の戦績もこの試合前まで9戦全勝だが、一本勝ちは無い。これだけ得手不得手がはっきりしているからこそ、ロンダ・ラウジーと組み合わない事を徹底できた。 さらに、ロンダ・ラウジーは過去2R以上戦ったのがミーシャ・テイトとの防衛戦の1度しかなく、この時も2R以降は動きが鈍っていたのが明らかだった。それに対して、ホリー・ホルムは逆に1R勝利が無く、判定も3試合あることからも長期戦にもつれれば勝機があると計算していたのだろう。この試合では左ストレートやミドルキックを放って距離を保つロリー・ホルムの戦い方に、ロンダはなかなか入り込めず逆に被弾してダメージを受ける場面が多かった。 ケイン・ベラスケスやクリス・ワイドマンもレスリングスタイルからのパンチを得意とするが、2人とも敗れた試合では得意の形に持ち込めずに痺れを切らして相手の得意コースにはまってしまった。 ベラスケスに勝利したファブリシオ・ヴェウドゥムはブラジリアン柔術や柔道の有段者でアブダビコンバット99kg以上級とブラジリアン柔術世界選手権を優勝し、エメリヤーエンコ・ヒョードル、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラから一本勝ちを収めた唯一の選手である。19勝のうち半分の10勝が一本勝ちである事からもわかるように寝技のスペシャリストだ。ベラスケスはテイクダウンからのマウントが得意でも下手に寝技に持ち込むと下からでも三角締めで逆にヴェウドゥムの餌食になってしまうため、なかなか仕留められない。逆にヴェウドゥムのパンチでスタミナを奪われ、最後は苦し紛れにタックルに行った際にギロチンチョークで敗れてしまった。 クリス・ワイドマンも同様に痺れを切らして不用意な攻撃から逆にルーク・ロックホールドに詰められてしまった。

今後のタイトルマッチ

今後のタイトルマッチはすでに以下が発表されており、いずれも見応えのある試合が予想される。
  • ハファエル・ドス・アンジョス vs ドナルド・セローニ(ランキング2位)
  • ロビー・ローラー vs カルロス・コンディット(ランキング4位)
  • TJディラショー vs ドミニク・クルーズ(ランキング1位)
  • ファブリシオ・ヴェウドゥム vs ケイン・ベラスケス(ランキング1位)

注目はディラショーvsドミニク・クルーズ

なかでも注目はTJディラショーvsドミニク・クルーズのバンタム級タイトルマッチだろう。ディラショーは半年ぶり、ドミニクは1年4か月ぶりの試合で、両者の試合勘が懸念されるが、レスリングを主体としてテイクダウンからの打撃を得意とするディラショーが、無尽蔵なスタミナとオーソドックスとサウスポーの両構えから相手の打撃を的確にかわしながら独特のリズムで変幻自在のパンチを繰り出すドミニクをどう抑えるかがポイントだ。 TJディラショーとチームメイトのユライア・フェイバーがドミニクと過去に対戦しており研究は十分、なはずだったが、2015年10月にTJディラショーはチームを移籍。しかも元のチームを非難してしまったために、ユライアとの関係も決裂。これがどう影響するかも注目だろう。]]>

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格闘技

ジョゼ・アルドとクリス・ワイドマンの実力者がそろって陥落【UFC194】

コナー・マクレガーコナー・マクレガー2015年12月13日にラスベガスで行われたUFC194ではミドル級とフェザー級の2試合のタイトルマッチが組まれていたが、ともに新チャンピオンが誕生するというサプライズが起こった。 しかも敗れた元王者とは、あの最強と言われたアンデウソン・シウバからタイトルを奪いリマッチでも返り討ちにしたミドル級のクリス・ワイドマンと、パウンド・フォー・パウンドでもう相手がいないとまで言われたフェザー級のジョゼ・アルドである。

ワイドマンに挑戦するルーク・ロックホールド

2013年7月にUFCで17連勝中だった王者アンデウソン・シウバを倒したクリス・ワイドマンは、シウバとのリマッチでもシウバの骨折があったものの自身のペースでフロックではない事を証明した。その後も、リョート・マチダ、ビクトー・ベウフォードといった実力者の挑戦を退け、防衛街道を走り続けるかと思われた。 そこへやってきたのがランキング1位のルーク・ロックホールドだった。元ストライクフォース世界ミドル級王者のルーク・ロックホールドは元UFCヘビー級王者のケイン・ベラスケスや現UFCライトヘビー級王者のダニエル・コーミエらと同じアメリカン・キックボクシング・アカデミーに所属しており、ブラジリアン柔術も黒帯で実力は折り紙つき。ストライクフォースでは9戦無敗でその中には現UFCライト級のホナウド・ジャカレイにも勝利している。UFCでは初戦でビクトー・ベウフォードに敗れたものの、その後は4連勝で最近ではリョート・マチダにも2R一本勝ちして、ランキング1位まで上り詰めた。 ロックホールドはレスリングやブラジリアン柔術をバックボーンにサブミッションを得意とし、総合格闘技14勝のうち、1本勝ちが9戦もある。しかも身長が191㎝とミドル級にしては大型で、同じく長身のワイドマンよりも3㎝も高い(ちなみにミドル級ランキング上位のホナウド・ジャカレイは185㎝、ヨエル・ロメロは182㎝である)。

手詰まりでやけになったワイドマン

そのため、レスリングをベースとしながらも長身とリーチの長さからのパンチ得意とするワイドマンとしては自分よりも高い相手と戦うのは苦労した。 1Rこそ優勢に進めてテイクダウンも2度奪うが、2R以降はペースもつかめず逆にロックホールドの打撃が多くなる。 3Rになるとロックホールドが完全に主導権を握りワイドマンは突破口を見いだせない。一方のロックホールドもスタミナが切れてワイドマンを攻めきれない。すると、ワイドマンが不用意な後ろ回し蹴りを放つとロックホールドが足をキャッチしてそのまま倒してパウンドを浴びせる。ワイドマンは両手で頭を抱えて何とか頭を防御するも、ロックホールドは肘やパンチでワイドマンをつぶしにかかる。レフリーもストップをかけようか悩んでいる中で3Rが終了する。 4R、ワイドマンは序盤こそ戦うものの当然回復せず、ロックホールドが再びマウントからパンチを連打してレフリーストップとなり、総合格闘技で初黒星を喫した。 ワイドマンはアンデウソン・シウバとの2試合こそ2Rまで続いたが(といってもこの試合も2R開始1分で終わっている)、それ以外は完全決着した試合はすべて1Rと短期決戦では強い。しかし、判定までもつれた試合は劣勢に回る場面が多く、2015年5月のUFC187でのリョート・マチダ戦では3-0の判定勝ちだったものの3R以降はリョートに押され気味であわやTKO負けというシーンも見られ、2012年のデミアン・マイア戦では序盤は優勢だったもののその後失速し、スプリットの判定勝ちだった。 この事からも序盤で自分のペースに持ち込めないとスタミナ切れで仕留められないという欠点がワイドマンにはあったのだが、この試合でも2R以降にロックホールドに反撃されてしまうという目にあってしまった。

悪役コナー・マクレガー

この日のメイン・イベントとなったコナー・マクレガー対ジョゼ・アルドの試合は、本来2015年7月に開催されたUFC189で行われる予定だったが、アルドが肋骨を負傷して欠場となったため、フェザー級1位(当時)チャド・メンデスと3位(当時)コナー・マクレガーでフェザー級暫定王者決定戦が行われ、マクレガーが2Rに一瞬のチャンスを逃さずにTKO勝利を収めた。 マクレガーはこれまで総合格闘技は14連勝中で、そのうち判定勝利は1試合、一本勝ちも1試合しかない典型的な打撃系の選手だ。そのためタックルの防御は決して上手ではなくテイクダウンを奪われる事もしばしばあるが、チャンスとなればその機会を逃さずに仕留める勝負強さはUFC随一で、ここ4試合連続でパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞している。

すべてで上回っていたはずのアルドの敗因

パウンド・フォー・パウンドでトップのアルドが実績、スピード、パワー、テクニックでマクレガーを上回っていたはずだったが、開始早々、ジョゼが勢いよくパンチを放つとマクレガーの胸に当たる。しかし、マクレガーはこれを待っていたとばかりに左のカウンターでアルドの顎をとらえると、アルドはそのまま前に倒れこむ。この時点で決まっていたが、マクレガーがチャンスを逃さずすかさずマウントからのパンチ連打ですぐにレフリーストップとなった。 試合後、アルドは「リマッチの必要が有る。」とコメントした。マクレガーのカウンターがまぐれ当たりでもあるが、ふだんなら強烈な蹴りで相手の動きを止めてから仕留めるアルドが突っ込んでいったのだから、マクレガーに対して油断があっただろう。]]>

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クロスバイクを買ったら一緒に買っておくべき7個のアイテム

クロスバイクの選び方を紹介しましたが、買って最初に悩むのが、次に買うものではありませんか? 先日、知人がクロスバイクを買ったのですが、それ以降、連絡がよくきてます(笑)でも、自転車好きが増えるのは嬉しいのでウェルカムですよ。私も悩んだくちなので、買ってよかったものを紹介しようと思います。

最初に買っておくべきもの7つ
  1. グローブ・手袋
  2. パンク修理キット&チューブ
  3. チェーンクリーナー&オイル
  4. ボトルケージ
  5. ヘルメット
  6. スマホアプリ

クロスバイクの窃盗・盗難がここ数年多発しています。外出する際に鍵は必須ですが、鍵をつけていても盗まれる事もあるので、とりあえずつけておけばOKというわけではありません。 重くて頑丈なのが良いのは言うまでもありませんが、重いと持ち運びに不便で、それが引き金になってクロスバイクに乗らなくなってしまっては本末転倒です。そこでおすすめの鍵と鍵のかけ方を紹介します。

鍵は複数使う

窃盗にかける時間は数分と言われています。窃盗団や泥棒は盗める自転車を探しているので、盗みやすい自転車を盗んでいきます。つまり人気のあるクロスバイクでも盗むのに時間がかかりそうなクロスバイクは無視するわけです。

鍵は地面と固定させる

ママチャリの鍵は前輪もしくは後輪を回させないための簡易的なものがほとんどなので、その延長でホイールだけを鍵かける人もよくいます。さらに、ワイヤー系の鍵でホイールとフレームを括り付ける人もいますが、それだとそのまま持って行かれてしまうので、全く意味がありません。 クロスバイク 持つ こんな感じで女性でも簡単に持ち運べちゃうほどクロスバイクは軽いんです。だから、ポールなど地面と固定しているものに鍵をかけましょう!

鍵は目立つようにかける

「目立たない方が見つからないからいいんじゃない??」と思う人もいるかもしれませんが、泥棒の自転車の選定基準は、
  1. 鍵がかかっていない
  2. 持ち運べる
  3. 簡単に鍵を外せる
の順だそうです。しかも、愛知県警察署の自転車盗難の実態によれば、盗難される自転車の半数以上が施錠していないとのこと。つまり、鍵がかかっている事がわかればその時点で窃盗の対象から外れやすくなるわけです。

ホイールを外す

これは最終手段ですが、盗難に時間をかけたくないのであれば、盗難するのに時間をかければいいわけです。という事で、前輪のホイールを外して後輪やフレームと一緒に鍵をかける方法があります。これはホイール外しが慣れていない人には面倒かもしれませんが、乗りなれた人なら前輪を外すことなんて10秒でできるので、お勧めです。

盗まれにくい鍵

[amazonjs asin=”B004C94T84″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”KRYPTONITE EVOLUTION MINI”7″ クリプトナイト New! エボリューションミニ7(178mm)ロック 1200mmワイヤー付”] しっかりしたワイヤーとU字ロックが特徴のKryptonite(クリプトナイト)社の鍵はプロの泥棒がすすめる最高の一品。 もちろんプロの窃盗団が特殊な道具を使った場合は破壊されてしまうでしょうが、時間かせぎになる事は間違いありません。ワイヤーを車輪に通してU字ロックにつなぎ、U字ロックを柱につなげばOK。しかも、結構目立つので泥棒も盗もうとする気になりません。ただ、重いのが難点。 [amazonjs asin=”B003VLIWGE” locale=”JP” title=”PALMY(パルミー) アルミシャックルロック P-ES-101AL/Φ15mm ブラック”] [amazonjs asin=”B00N9U4ZCM” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”Panasonic(パナソニック) U型ロック SAJ080 ブラック”] Kryptonite(クリプトナイト)の重さを解消するのがこの2つ。これら1つだけだと物足りないので、軽量のcrops(クロップス) スパイダーあたりとセットで使えば持ち運びも保守性も十分でしょう。

グローブ・手袋

ママチャリ時代には手袋なんて使わなかったでしょう。クロスバイクでも無くても走れますが、クロスバイクで何㎞か走っていると汗で手が滑ったりします。それが原因で転倒したり、ブレーキを掛け損ねて事故ったりする危険もあります。さらに転倒した時に手袋があると手をすりむいたりしないので、手袋は何気に重要ですよ!!

手袋の種類

「手袋」と一言で言っても種類がいろいろあります。

フルフィンガータイプ

指先まである普通の形の手袋です。ただ、手のひらにはパッドが入っていたり、冬用に風を通さない分厚いものなど種類は豊富です。[amazonjs asin=”B015GT37RC” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”SHIMANO(シマノ) ウインドストッパー® サーマル リフレクティブ グローブ”]

オープンフィンガー(指切り)タイプ

指先が出るタイプの手袋は春~秋にオススメです。指先が出ているのでスマホも使えるので便利ですが、指先だけ日に焼けたり、転倒時も指先だけ怪我してしまいます。 [amazonjs asin=”B00HYE30NO” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”サイクリンググローブ サイクルグローブ 正規品 3D立体 自転車 ハーフ GEL入り HANDCREW(ハンドクルー) 男女14色 各サイズ オープンタイプ 12SS-8-2&SS-26&SS-27&SS-28″] 春~秋用に薄手のオープンフィンガータイプと冬用に分厚いフルフィンガータイプを持っておくべきでしょう。

パンク修理キット&チューブ

ママチャリ時代はパンクなんてほとんどしなかったと思いますが、クロスバイクは空気が緩いと段差を上ったり、細かいガラスを踏んだだけでパンクしてします。 自転車ショップに持って行ってパンク修理を依頼すると1,500円くらいになりますし、サイクリングで遠出してパンクしたら近くに自転車ショップが無いなんてこともあります。なのでパンク修理キットは用意しておきましょう。 パンク修理キットと空気入れがあればパンクしても自転車ショップまで行くくらいは耐えられるくらいに復活が可能です。 [amazonjs asin=”B00BHYLUMK” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”BLUELOTUS 携帯 自転車 パンク 修理 工具セット タイヤレバー パッチキット”] [amazonjs asin=”B000L428J6″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”Panaracer(パナレーサー) ミニフロアポンプ フットステップ装備 米式/英式/仏式バルブ対応 BFP-AMAS1″] Youtubeにもパンク修理方法の動画がたくさんあるので1度見て、実践することをおすすめします。

チェーンクリーナー&オイル

「注油なんてKURE5-56で十分でしょ!!」って思っているアナタ!それは大きな間違いです。チェーンやギアはもっとも故障や消耗が激しく、錆びついたら交換代だけで数万円ってなってしまうので日々のメンテナンスが重要です。そのためにも、クリーナーとオイルは用意しておきましょう。 チェーンクリーナーは灯油でも可能ですが、個人的にはワコーズのフォーミングマルチクリーナー 380mlがおすすめです。水性なのもあってチェーンだけでなくフレームなどにも使えるので、一気にクリーニングしたいときに気にせずに使えます。 [amazonjs asin=”B00TX6SU0E” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ワコーズ(WAKOS) フォーミングマルチクリーナー 380ml”] また、チェーンの注油にはワコーズ CHL チェーンルブ が使いやすいので人気です。 [amazonjs asin=”B003QEYRY2″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”WAKO’S 【新製品チェーンオイル】 ワコーズ CHL チェーンルブ 180ml HTRC 2.1″]

ボトルケージ

サイクリングで遠くまでいくとのどが渇きます。リュックから毎回取り出してというわけにもいかず、そのまま走っていると脱水症状を起こしたりします。そうならないためにもボトルケージ(水筒入れ)は必須です。ボトルケージはいくつかタイプがありますが、専用のボトルだけでなくペットボトルも入れられる可変タイプが推すすめです。 クロスバイクメーカーのロゴが入ったボトルケージもありますが、TOPEAK(トピーク) のボトルケージが可変で使いやすいのでお勧めです。 [amazonjs asin=”B004Y69QX8″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”TOPEAK(トピーク) モジュラー ケージ 2″]

ヘルメット

「ヘルメットなんてカッコ悪い!!」と思う方もいるかもしれません。ですが、自転車事故で死亡した人の大半が頭部の損傷によるものです。 accident_bicycle (引用:交通事故総合分析センター) なので、ヘルメットをかぶっていれば死ななくて済むという事もあるので、ヘルメットは絶対被った方が良いです。 最近ではかっこいいヘルメットも発売されているので1度選んでみてはいかがでしょう? [amazonjs asin=”B00U11M8BW” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”カスク(KASK) INFINITY エアロロードヘルメット L ブラック”] [amazonjs asin=”B00U11LWMS” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”カスク(KASK) INFINITY エアロロードヘルメット”] [amazonjs asin=”B00JU6X3EA” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”GIRO(ジロ) ASPECT”] [amazonjs asin=”B00JIM2VCQ” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”Bern(バーン) ALLSTON MT BLACK XXL-XXXLサイズ オールストン ブラック 自転車用ヘルメット ZIPMOLD ジップモールド バイザー付き”]

スマホアプリ

最後にクロスバイクを楽しむためのスマホアプリを紹介します。

最短距離や坂道を避けるルートを探せる自転車用ナビ

目的地に行くのにナビは欠かせませんが、あなたはGoogle Mapで済ませようとしていませんか?徒歩や車ならGoogle Mapでも十分ですが、自転車となるとかなり不便です。そこで紹介するのが、自転車NAVITIMEサイクリングに自転車NAVITIMEをおすすめする4つの理由でも紹介していますが、自転車NAVITIMEを使うようになってから、道を間違えたり、細い道で人とぶつからないかとひやひやしたりといった危険性も少なくなったので、本当におすすめです。

走る目的とモチベーションが作れるサイクル・コンピューター

ただクロスバイクで走っているだけではなかなか続きません。今ではスマホアプリで自分の走った場所や距離、消費カロリーなども管理できるのです。STRAVAruntastic road bikeといったアプリが有名です。無料だったり一部機能は有料とさまざまですが、無料版でも十分楽しめるアプリです。私はこれを入れてから毎日20㎞走るようになり、頭痛や肩こりが解消されました。 ]]>

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弱虫ペダルの小野田坂道も使うBMC SLR01は恐るべし登坂力

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角型のチューブで有名なBMC

2014年の世界選手権のチームタイムトライアルでは3連覇を狙うオメガファーマ・クイックステップを破り、UCIワールドツアーランキング2位になったBMCレーシングチーム。 2015年のツール・ド・フランスでもチームではタイムトライアルを制し、個人でも初日の個人タイムトライアルをローハン・デニスが勝利し、他にもジロ・デ・イタリアではフィリップ・ジルベールがステージ2勝を挙げるなど、ここ最近はチーム力を上げて名実ともに強豪の仲間入りを果たしています。 bmc_slr01

3シーズン目のBMC SLRシリーズの特徴

その選手たちが使用しているのがBMC SLR01です。2014年モデルに大幅なモデルチェンジがあって以来、大きな変更はないようです。 そのSLR01の特徴であるBMCの代表ともいえる角型チューブは健在。 bmc_slr01 チューブ クランクと比べるとチューブの太さと角ぐあいがわかります。この角が武骨でかっこいいですね。角ばっているのはチューブだけじゃありません。シートポストも角ばっています。 bmc_slr01 このように黒くて角ばっていると重量が重そうに見えますが、実はとても軽い! コンポがUltegraの場合、ペダルなしで7.20kg。しかもホイールはDT Swiss R23 Splineで1.6kgなのでさらに軽量化をはかれば7kgアンダーも十分実現可能です。さらにこれがDura-Aceになると6.60kg。UCIの規定を下回ります!! もうこれだけ軽いと登坂を期待したくなります。 DT Swissはハブが有名でホイールはあまり有名じゃないですが、BMC SLR01にはDT Swiss R23 Splineというホイールがついてます。 DT Swiss R23 Spline リムハイトも高くなく、見た目はシンプルなので気づかなかったのですが、あとあとこれのパフォーマンスに驚きます。

SLR01の軽快な発進と抜群の登坂力

という事で、早速試乗してきました。まず最初に驚いたのが、乗った瞬間です。スタートからとにかく軽く回せます。S-WORKS Tarmacに似てペダルを踏むとその力が純粋に推進力に代わってくれて、自転車の重さが推進力を弱める妨げになっていない感じです。 加速力も申し分なく、踏んだ分だけ加速してくれます。リムハイトが高いホイールをつければ平地巡行はかなり楽になるでしょう。 「BMCのフレームは硬い」とよく言われてますが、確かに硬いです。しかし硬いといってもTarmacよりは柔らかいです。ただ、硬くても硬いからこそしっかり力が自転車に伝わり、軽いから余分なところに力を必要としないですね。 最も衝撃的だったのが上りです。最大斜度20%の坂を数百mほど上ったのですが、インナーローで回しても逆に軽すぎるのでリアのギアを1~2枚重くして上がったくらい。ちなみに、この後にCAAD10&ZONDAで上ったのですが、インナーローでも上がるのがきつかったので、ギア3~4枚分くらいの違いはあると思います。 そして、下位グレードのSLR02(コンポ105)でも上りましたが、インナーローだとちょっときつかったです。ただ、SLR01とSLR02のフレームはそれほど大きな差が無いという事なので、ホイールで差がついたのかと考えられます。SLR02はSHIMANOのRS11という言わるる鉄下駄なので、上り向きではありません。DT Swiss R23 Splineも5万円程度で重さも1.6kgほどなので、ZONDAなどと同クラスになりますが、ZONDAよりもはるかに登坂向きなのでかなりコストパフォーマンスが良いホイールだと思います。

完成車はヒルクライムに優れた1台

SLR01はヒルクライムに適した1台です。ホイールを変えればスプリントにも十分使えるでしょう。しかも、Ultegra完成車は\580,000とS-WORKSのフレーム組み立てと比べるとコストパフォーマンスに優れているのでおすすめです。 ただ、Dura Ace完成車で比べると、金額だけで見ればSLR01は\860,000、Tarmacは\990,000とSLR01の方が130,000安いです。しかし、TarmacにはRoval Rapide CLX 40がついていることを考えるとTarmacの方が安いでしょう。そういった点からもDura Aceを検討している人はTarmacの方がコストパフォーマンスが優れているので、Tarmacがお勧めです。 ]]>